第8話

E p i s o d e . 7
2,949
2024/06/15 18:57 更新
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
ようこそ!いらっしゃーい!!
梅宮うめみや はじめ
おう、じゃまするぜ

決戦開幕────。






































チッ…チッ……チッ………チッ…………🕑






静かな部屋に時計の音だけが響くなかオレは…時計を眺め時間が過ぎるのを見ていることしか出来なかった



杉下すぎした 京摩きょうま
(もう、何も考えられない…)
杉下すぎした 京摩きょうま
(…丁子も条も、、獅子頭連も…兄貴も)
杉下すぎした 京摩きょうま
(誰も助けてくれない、、)
杉下すぎした 京摩きょうま
……
結局オレは、何がしたかったんだろ……






なんで、こんなことになったんだろう…






1年半前、、兄貴が梅宮に取られたのが嫌で家を出て…






寂しさを埋めるために、力の絶対信仰である獅子頭連に入った







そうすれば、兄貴も他の奴ら全員、オレのことを見てくれるって馬鹿みたいに信じて






殴って、殴って、殴って、殴って……






見てもらうために、ひたすら喧嘩して…






誰にも負けないぐらい、強くなって……






そうすれば、きっと漫画の主人公みたいにキラキラ
輝いてみんなから見てもらえるんだって思ってた





















杉下すぎした 京摩きょうま
思ってたのに…な……ッ、、
けど、、誰もオレを見てくれなかった…





誰も…オレ、を……見てくれようともしなかった…






むしろ…オレを見てくれる人が少なくなっていった、、






オレの心の中で何かが壊れる音がした……



杉下すぎした 京摩きょうま
(許せないッ…許せない、、許せないッ!!!)
杉下すぎした 京摩きょうま
許せないッ!!!!
そして、オレの心には怒りがわいてきて、その怒りは彼の心を揺さぶり熱く燃え上がっていった…
杉下すぎした 京摩きょうま
いらないッ…!
杉下すぎした 京摩きょうま
誰も見てくれないなら…いらないッ…!!
オレは、それを抑えることができなかった…



杉下すぎした 京摩きょうま
…全部、、いらないッ…!!


そして、、その怒りは、彼の中で大きな波となり…












杉下すぎした 京摩きょうま
…全部…壊してやるッ……!!



彼を飲み込んでいった─────……


























十亀とがめ じょう
ごめん、ちょーじ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
…?
十亀とがめ じょう
俺が、ちょーじを1人にさせてた
十亀とがめ じょう
ちょーじが何に苦しんでるかも
わからないまま
十亀とがめ じょう
みんなから、ちょーじを遠ざけてた
十亀とがめ じょう
俺がみんなに傷つけて嫌われるよりも
十亀とがめ じょう
ちょーじがみんなを傷つけて嫌われる
のが嫌だった
十亀とがめ じょう
俺の理想が崩れるのが許せなかった
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
…理想…?
十亀とがめ じょう
ちょーじが京摩やみんなに愛されて
俺はそれを担いでいる
十亀とがめ じょう
だからあの日、間違ってると知りながら
目を逸らした…
十亀とがめ じょう
そして、間違いを何度も正そうとした
京摩にオレは…酷い怪我を負わせた、、
十亀とがめ じょう
でも、さっき気付かされたんだ
十亀とがめ じょう
獅子頭連のヤツなら、
十亀とがめ じょう
己を貫くために、京摩みたいに
ぶつからなきゃいけなかった
十亀とがめ じょう
……戦はなくてごめん
十亀とがめ じょう
話をしなくて、ごめん
十亀とがめ じょう
一緒に答えを探さないで、ごめん
十亀とがめ じょう
1人にして、ゴメン
十亀とがめ じょう
そのせいで、ちょーじに必要なもの
俺は取り上げてしまった…
十亀とがめ じょう
ゴメン、ゴメン…ちょーじ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
……
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
亀ちゃん…俺ね…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
頭取になったら、誰よりも楽しくなれる
って…本当に信じてたんだ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
山の上にある宝箱を目指してるみたいで
わくわくした
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
きっと手に入れたら、
誰よりも自由になれて
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
すっごいことが起きるんだろうな
って、ドキドキしてた

でも、いざなってみたら…



兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
なにもなかった
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
何も感じなかった…
こわかった…


兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
空っぽになった気がして…
次はどこに行けばいいのか分からなくて
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
何をしても、なにも感じなくなって
むなしくなるばっかりで、
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
何とかしなきゃって…
何がいけないんだって…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
もがいてもがいて、もがいてるうちに
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
なにも見えなくなった
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
それで、京ちゃんやみんなのせいにした
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
亀ちゃんがとったんじゃないよ
十亀とがめ じょう
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
俺が最初にいらないって言ったんじゃん
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
そうだよ、オレは…
みんなでバカ笑いしてたあの頃
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
歳が近い京ちゃんと遊んでたあの頃
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
楽しかったんだ……
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
俺は、とっくに自由だったんだ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
でも、それに気づけなかった
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
それどころか、自分で壊したんだ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
バカだなぁ、俺…
十亀とがめ じょう
ちが…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
亀ちゃんや京ちゃんがいなかったら
今頃なんにもなくなってたね
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
もし、頭取が俺じゃなくて京ちゃん
だったら、みんなで楽しく居られた
のかな
十亀とがめ じょう
そんなことは…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
梅ちゃんに言われたんだ…
梅宮うめみや はじめ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
あんな顔させるなって…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
俺が見えてなかっただけで、
きっと前からそんな顔してたんだよね
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
俺が、させてたんだよね
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
それでも、俺とみんなをつなぎ止めて
くれてたんだね
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
ありがとう、守ってくれて
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
ごめん、亀ちゃん
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
痛かったよね、辛かったよね…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
ごめんね
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
ごめん…
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
ごめんなさい……



























獅子頭連
なぁ、これ夢なのか…?
獅子頭連
兎耳山さんがのされるなんて
獅子頭連
いま、なんかすげぇ話してなかったか?
獅子頭連
あ…あぁ……
獅子頭連
何も知らなかった…
獅子頭連
俺たちこれからどうなるんだ?
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
亀ちゃん、ありがとう
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
もう大丈夫だよ
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
最後くらい、けじめつけるね
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
梅ちゃん
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
みんなをよろしくお願いします
そして、兎耳山はスカジャンを脱ぎ梅宮に言いながら渡そうとした







梅宮うめみや はじめ
え、やだよ
と、かなり嫌げな顔で断る梅宮…




兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
え?
梅宮うめみや はじめ
お前が勝手に、チームを賭けた
勝負してただけで
梅宮うめみや はじめ
俺は、さらさらそんなつもりなかったし
梅宮うめみや はじめ
チームでかくするとか全く興味無いし
梅宮うめみや はじめ
上だとか下だとかめんどくさい
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
……で、でも…
梅宮うめみや はじめ
んー…あ、じゃあよ
梅宮うめみや はじめ
今日から、俺たち友達ってことで!
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
……
十亀とがめ じょう
……
梅宮うめみや はじめ
まぁ、だから今日の喧嘩はアレだ!
梅宮うめみや はじめ
親睦会?みたいなやつ?
梅宮うめみや はじめ
みんなも、集まってくれてありがとうな
梅宮うめみや はじめ
楽しめたか?
獅子頭連
な、なんなんだ…?
獅子頭連
どういうことだ…?
梅宮うめみや はじめ
はい、じゃぁ今日は終わり!
梅宮うめみや はじめ
解散、解((
すると突然、ドアがギィィィと音を立て開き見覚えのある彼が現れたのだった…






一同
?!?!
獅子頭連
?!?!
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
?!
十亀とがめ じょう
?!
兎耳山とみやま 丁子ちょうじ
京ちゃん……?
十亀とがめ じょう
京摩…?
杉下すぎした 京摩きょうま
……
杉下すぎした 京摩きょうま
(…全部…壊す…)

















……To be continued


1番、丁子が十亀に謝るシーンが好きすぎてどうしても書きたかった主です



アンケート

WIND BREAKER誰好き??
桜 !!
18%
蘇枋!!
17%
梅宮!!
11%
杉下!!
16%
十亀!!
26%
その他(コメントで教えてちょ)
12%
投票数: 898票
ちなみに主は、梅宮と杉下と蘇枋が好きやで!!




みなも、アンケートとポチって押しちゃってぇ〜!!

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