〜 上鳴side 〜
あなたの名前が呼ばれて 、 先程のなんか変な奴に奪われていた意識を呼び起こす( )
マジ彼奴なんだったんだろ … w w
… まあそれよりも 、
幼馴染の方が今は気になる 。
さっき送り出した時 、 なんか難しそうな顔してたからな 。
どうせ楽する方法とか考えてたんだろうけど ( )
急に話しかけられたけど … 、 確か俺の斜め後ろの席の奴だ !
お互い疑問系での会話ってなんかウケるね( ? )
なんかめっちゃ冷やかされて嫌味と言われながらも瀬呂と仲良くなった ( )
あなたの個性を教えてあげようとしたところで 、 さっきから周りがザワザワしている事に気がついた 。
なんだなんだと 、 瀬呂と一緒にふとあなたがいる方に視線を移すと …
恐らく個性で創り出したであろう “ 銃 ” を持ってまるで別人のようにニヤニヤしている “ あなた ” が … 。
しかもなんかさっきの奴みたいに後ろ向いてるし !
まあそうなりますよね … 。
こんな先程の無気力な奴とは別人の様になられたら誰だってそう思うだろう 。
勿論俺はこの豹変( ? )したあなたの事を知っている為色々と言いたいが … 。
まず隣の一緒に走る可愛い女の子めっちゃ動揺してんじゃん ! 怖がらせんなよオイ ! ( )
俺が説明するより見たほうが早いと感じた俺は視線をとりあえずあなたに向けた 。
そして 、 あなたに視線が集まりシンとする中 、
周囲の驚きの声と 、 あなたの銃から放たれる眩しすぎる “ 光 ” が 、 雄英高校のグラウンド全体を包み込んだのだった 。
そして出された記録は ____ 、
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___ N E X T .
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!