ラウール目線
あれ、ここどこ、?
目を開けると見覚えのある白い天井がある。
あ、ここ、家だ。
めめの匂いがほんのりあって良い匂い。
大好きなんだぁ、この匂い。
そう思い隣を見たらソファに座っていためめと目があった。
思考が一回止まったようにびっくりした。
めめがいる、?
ん?考えてみれば僕は、居酒屋にいたはずなんだけど、なんでここにいるんだろ、?
多分…多分だよ?めめは怒ってると思う。
この目は怒ってる。僕なんかした、?あ、もしかして今の僕めんどくさかったかな、?
なんか様子が変なめめ。
予想外の返事に僕は焦るばかり。
やっぱり怒ってたかぁ、なんかしたのかな、?
あ、へ、?めめ。もしかして嫉妬してくれた?
めめの頬がほんのり赤くなっている。
めめの嫉妬。可愛い…
そういうとさっきまで照れていためめが僕の方に近寄ってきて唇にキスをした。
こんなこと普通に言えちゃうめめがすごいよ、
僕はめめに照れてるところを見られたくなくて毛布にくるまった。
めめはくるまった僕を心配したのか、毛布をはがそうとする。
僕は顔を毛布で隠しながら言った。
これが僕らの小さい嫉妬だけど、これもいつかは思い出になるんだよね!
楽しみだな、僕たちの未来。
何十年後はまだ2人でいるかな?
きっと…いるよね。二人で。
ずっと仲良いわけじゃなくてたまに喧嘩もあるけど、これも全部全部!二人の思い出なんだ
これからも作っていこうね。思い出。
次の日。
プルルルルルッ
僕の携帯がなる。
名前のところを見たら僕の友達の名前。
そして僕は応答の文字をおす。
出てみると友だちの声がしていきなりめめのことを聞かれた。
どうやら友達はぼくがめめのことで悩んでることに気づいたらしくてめめを知ったさせるために色々?演技をしてくれたらしい。
あ、ちなみにこの友達は俳優さんなんだ。すごいでしょ?じまんのお友達。
しかも見事にめめを嫉妬させたってすごいなぁ、笑
僕は友達から色々話を聞いてお礼を言ってから電話を切った。
隣では気持ちよさそうに寝ている恋人。
僕にぎゅーしながら寝ててめちゃくちゃ可愛い。
かっこいいクールなめめもいいけど、可愛い甘々なめめちゃんもいいね。笑
なんて思いながら僕もめめの背中に手を回し、めめの胸の中でもう一度眠った。
みなさーんこんばんは!
manaさんのリクエスト作品になってます!
リクエストしていただきありがとうございました!
お互いに嫉妬。気に入っていただけましたか、?
短くまとめようとしたらお話が長くなってしまいました笑
時間が経ってしまってすみません💦
次のお話はまたまたリクエストのお話でいきたいと思うので!お楽しみに!
それじゃまったねー!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。