第13話

12話
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2021/11/13 08:03 更新


カーテンの、隙間の日差しで目が覚める仁。

仁(じん)は服を着て。
居間の方に行く。

台所の方に目をむけると、コーヒーを入れて居る。
周之助(しゅうのすけ)


「あっ・・・おはようございます・・」

周之助は、背をむけたまま。

周之助
「・・・おはようございます・・
コーヒー飲みます?」


「・・よろしくお願いします・」

周之助の、後ろ姿を見ていたら。
大きめの服の首元から、首の後ろに仁の付けた
跡が見えた。

周之助がコーヒーを持って来た。

周之助
「どうぞ」


「どうも」

周之助
「ブラックで良かったですよね?」


「はい」

仁の向かいの椅子に座る。
テーブルを挟んでコーヒーを飲む。

周之助「・・・」
仁 「・・・」


周之助
「あの・・
昨日はすみませんでした。
変な事言って・・して。
お酒のせいとか言いません。

でも・・あんな事言ってごめんなさい・・
いや・・だったでしょ・・」

下を向く周之助。


「いえ・・俺も・俺はイヤじゃなかったんで
はい・・自分の気持ちでした事なんで。」

周之助
「あんな事、もう言いませんから。」


「今日、原稿持って行かなきゃ行けないんで
そろそろ行きます。」

周之助
「はい・・」


それから2人は、ぎくしゃくしていた。



周之助の仕事部屋。

仕事をしている。
そこに、紅茶を持って来た仁。


「どうぞ」

仁の方をむくと、周之助は顔を見ると直ぐ
顔を、そらす。

周之助
「あ・・ありがとうございます。」


「いえ。」

周之助は突然。

周之助
「前みたいに、しようって思っているんですけど。」


「俺も、そうです」

周之助
「自分から、言いだした事ですけど。
な・・なにもなかった方がこれから。
やりやすいと思って・・だから・・その」


「はい、忘れましょう。」

周之助
「わがまま言って、すみません。」

そう言って、紅茶を1口飲む。



それでも、なかなか前のように行かず。
意識してしまう2人。

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