バンッッ!!
と、走った勢いのまま開いた扉は、思ってた以上に大きな音を立てて壊れたか心配になってしまう程だった。
クララがいきなり止まって急ブレーキをかけた反動で、私は前の方へ体が投げ飛ばされた。
やばい、このままじゃ何かにぶつかる。
私は衝撃が怖くて、思わずぎゅっと目をつぶった時…………
誰かが身体を優しく受け止めて、支えてくれた。
私はゆっくりと目を開ける...。
上目遣いに、さっきまでの恐怖から出た涙で潤った瞳と真っ赤な頬。そして照れながらの“ありがとう”の微笑み。
これで落ちない男、いや悪魔はいない程の可愛さを目の当たりにしたあなたを支えてくれた悪魔は固まってしまった。
というか、その会場にいた全悪魔の時が完全に止まった。
支えてくれた子の言葉を遮り、クララは私に思いっきり抱きついてきた。
私を支えてくれていた悪魔はクララの勢いによって、遠くへ転がっていた。
ねぇ、クララ…………。
私よりあの子を心配して上げた方がいいかも……。
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩
♡×40
今回登場したのはどの子だと思いますか?
まぁ実は、何人かに定めているものの誰かはまだ特に決めていません。
次回をお楽しみ〜!!



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。