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第3話

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2025/09/28 09:00 更新
 
 【 Tm  side 】
 
@ Tm
ぅ゙ …ッあぁぁ …ッ …
 
 目が刺されているみたいに痛い  、耳がずっと甲高い
 耳鳴りがずっと聞こえるし 、舌にずっと変な違和感
 が常駐してる 。

 稀に来る痛みに蹲って耐える事しか出来ない 、助け
 を呼ぼうにも 、周りには清々しい程に澄んだ自然し
 か無い 。
 
@ Tm
何でぇ゙  …収まってよぉ  …ッ
 
 目の痛みが最高潮に達する時には  、結構何も考えら
 れなくて 、眼玉を取り出してしまえばこの痛みも収
 まるんじゃないかって考えてしまう 。

 どれくらいか時間が経ったら 、耳を押さえてた手に
 生温い嫌な感触が伝ってくる 。

 恐る恐る手を見てみると 、赤黒い血がべったり付い
 ていて 、手を離した後も肩にぽと 、ぽとって血が垂
 れてくる 。

 最初見た時は悲鳴をあげてしまったけど 、何かもう
 慣れてしまった現象 。

 痛みにはずっと慣れないんだけどな … 。
 
@ Fu
たまちゃん
 
@ Tm
…ぁ  、ふうはやさん
 
@ Fu
血が酷いから  、戻って応急処置しよう !立てる ?
 
@ Tm
立てます 、!落ち着いて来たので !
 
 ふうはやさん  、多分現段階で私達四人の中で症状が
 一番安定している 。

 頬に付いた切り傷が痛々しくて 、少し俯いてしまう 。

 切り傷が付いたのは今日の朝 、症状が何時もより強
 めに出てしまったうりさんが 、料理の為の包丁を
 持って私達に襲い掛かってきた 。

 其れをぷちぷちさんとふうはやさんが傷付きながらも
 うりさんを拘束してくれて 、其の時に二人共に傷が
 付いた 。
 
@ Tm
あ  …そう云えば  、うりさんは ?
 
@ Fu
ぷちぷちさんが面倒見てくれてるよ  、うりさんも落ち着いたみたいでしおらしくなっちゃって  …
 
@ Tm
しょうがないですよ  …ふうはやさん  、これ  、消毒液と絆創膏です !
 
@ Fu
ありがとう !助かる ~ !
 
@ Pt
お  、たまちゃん達お帰り
 
@ Tm
ただいまです !ぷちぷちさんもこれ絆創膏&消毒液どうぞ !
 
@ Pt
ありがとう ~
 
@ Ur
お帰りなさい  、あの  …ふうはやさんもたまちゃんも  、すみません  …
 
@ Fu
いやいや  …気にしてないですよ !今日は結構早かったですね ~
 
@ Pt
んね  、めっちゃびっくりしたわ  、(笑)
@ Pt
あの時のうり君  、目が完全に据わってて正直怖かったけどさ  、止めなきゃ殺られるって感じだったから勝手に身体が動いたわ
 
 殺らなきゃ殺られる  。

 ぷちぷちさんが言ってる事は御尤ごもっともで 、私達の中の
 血は平気で人を傷付けて 、殺そうとする 。

 症状が深刻になったのに気付いたのは 、たった2日程
 前だった 。

 だから逃げて来た 、皆の為にも 、私達の為にも 。
 
@ Ur
…俺このままどうなるんでしょうか
 
@ Fu
ね  、俺も分かんないや
 
@ Ur
…よし  、こんな落ち込んでてもしゃーないですね !俺ちょっとこの勢いの儘狩人してきます !
 
@ Pt
え !俺も俺も俺も !
 
@ Tm
じゃあ私はベッド綺麗にしておきますね !
 
@ Fu
俺  、どうしようかな ~ …(笑)
水汲んで来ようかな !薪もついでに取ってきます !
 
@ Pt
はやふう一人で行けんの ?(笑)
 
@ Fu
ぷちぷちさんにも着いてきて貰いますよ  、そりゃ !
 
@ Pt
え゙  、俺うり君と狩人やりた
 
@ Ur
んじゃ  、失礼しゃ ~す !!(笑)
 
@ Pt
うり君待って !?
 
@ Tm
行ってらっしゃい ~ !
 
@ Fu
俺等も行きますか !ね ?
 
@ Pt
分かったよ 、行くけど俺の方が薪多かったら次の狩人俺だからな !
 
@ Fu
お ~  、まじか !じゃあ頑張りますわ !
 
 何時も通り元気な皆を見ていると  、怪我をしている事
 も忘れて会話してしまう 。

 けど其れが何よりも心地良かった 。

 病院には行けないから 、軽くガーゼやタンポンで応急
 処置をしておき 、皆を見送った 。
 
@ Tm
@ Tm
会いたいなぁ  …
 

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