私がこの先もずっと一緒にいたい人…
頭の中でぐるぐる考えた
うん、この人だ…
私は少しどきどきしながら部屋を出た。
来てしまった…。
うぅ…緊張してきた…。
これ以上待たせられないよね…。
よし。
コンコン…
丈くんは耳を真っ赤にして照れくさそうに髪をくしゃくしゃにしていた。
すると丈くんの男らしい手が頭に触れ、そのまま髪を撫で首筋へと手が降りてきた。
少しくすぐったくて体がピクッと反応してしまった。
思わず両耳ふさいでしまった。
チュッ
丈くんは優しく唇にキスを落としてきた。
丈くんといると大人な甘い雰囲気がすごい…
でも、嫌じゃない…
この先もずっとこんな甘くて幸せな時間が続いて欲しい…
幸せな時間がずっと続きますように…
Fin.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。