朔間家
夕方
凛月の母「そろそろ5時だから送って行くわね。凛月と遊んでくれてありがとう。真緒くん。いつでも遊びに来てね。」
凛月の母「じゃあ送ってくるわね。凛月、真緒くんに挨拶しなさい。」
衣更家
凛月の母「ここがお家なのね。意外と近いのね。」
凛月の母「分かったわ」
真緒の母「あ、こんばんは。真緒と遊んでくれてありがとうございます〜。よかったら連絡先を交換しませんか?」
凛月の母「大丈夫ですよ〜。こちらこそありがとうございます」
凛月の母「それじゃあ真緒くんまたね」
《朝》
プルルルルルル…
凛月の母「はい。あら真緒くん?どうかしたの?」
凛月の母「大丈夫よ。何かあったの?」
凛月の母「ええ。」
朔間家
凛月の母「真緒くんいらっしゃ…」
凛月の母「えぇっ⁉︎零!ちょっと来て頂戴!」
凛月の母「分かったわ。じゃあ私は直属医師を呼ぶわね。」
凛月の母「ごめんなさいね真緒くん。凛月が…」
凛月の母「いいわよ。お母さんには連絡しておくわね」
次の日
過去編終了。
次回本編1話。
終
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。