あの一夜を超えてから、何ヶ月もの時が経ったか。
机の上に置かれたスマホは、いつでも
通知が鳴り止まない。
1度、見た時があったが、大半が相棒からの連絡。
時には
『 今日は放課後、白石達とセカイで練習をする 』
という謎の報告の連絡が入ったこともあった。
それが相棒のダメなところだろう。
自分を見捨てた “相棒” にまだ縋り付く必要があるのか
オレだったらすぐに捨ててる。そう思う。
そう思うしか、なかった。
制服に着替え、自分のバッグを取る。
そして、嫌になっても行くしかない学校に行く。
門の前まで着いたが、脚を運ぶ気分には
なれなかった。
保健室登校とはいえ、たまに保健室にくる
学年クラスも違う生徒と目が合うだけで
気まずくなってしまうところが保健室登校の難点だ。
成績は足りなくてもいい。
そう思ってしまう自分がどこかにいる。
オレは、この脚を学校へ運ぶのをやめた。
___そのかわり、行きたいところがあった。
オレにとって1番眩しかったのは、
太陽の他でもない、“???” の姿だった。
“冬弥 side”
いつも通り。いつも通りだった。
でも、何だか脚取りが重く感じる。
それはそうだろう。何ヶ月か前に彰人から
別れを告げられたのだから。
昨日のことと思えるようなあの辛さは、
いつまで経っても忘れられない。
ふいに、名前を口にする。
届かないことをわかってまで、俺はそう思ってしまう
門をくぐる前、チームメイトである白石と小豆沢に
会った。
2人はあの一夜の事件から、より一層俺に寄り添って
くれていると実感するほど、俺は助けられている。
首を傾げる小豆沢を見て、俺は思う。
__俺が歌っていたら、彰人は見てくれるのだろうか。
YESかNOか、答える前に俺の答えはもう決まっていた
そう聞こえた気がした。
“いつも通り” である、この後彰人が言うであろう
言葉が今微かに、聞こえたような気がした。
いつの間にか小豆沢と別れていた白石が
顔色を伺ってくる。
やっぱり俺は、まだお前と “相棒” で居たいんだ。
相棒系全く書いたことがないので雲行きが
怪しいですが頑張って書こうと思います。
皆さんこんばんは作者です!!
書き方重視してますね、やっぱ(は)
国語で擬人法とか擬音語とか習いましたけどなんせ
担任が嫌いすぎてなんも頭に入ってません。
そんな頭で頑張っていこうと思います。
では、また次回。


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。