夕方にはみんなは帰り、
そこから時間は過ぎて夜中になった。
7月と言えど熱帯夜のため付けたエアコンの音だけが机の灯りだけしかない薄暗い部屋に響く。
そして私はシャーペンと便箋を取り、
一人ひとりに宛てて書き進める。
遺書だ。
クラスメイト宛て、両親宛て、
びびくん宛てを書き終わった。
となると、残りは幼なじみ宛て+α
え?αが何かって?
それは内緒。
・
・
・
おかしいな、
書くことがありすぎて全然まとまらないや。
国語苦手になったのかな、?笑
それに…
なんか便箋が濡れちゃったや。
・・
あっきぃside…
夏休みに入ったから夜更かしし放題!!
そう思って電気を消して布団に入ろうとすると…
あなたの部屋の灯りがぼんやりついていた
ゲームするにしては暗すぎる
まあいっか!早く寝よ。
そしてクーラーの効いた部屋で
深い眠りについた
・・
次の日…
冷房ガンガンにしたせいで風邪引いた。
しかも今日明日で親居ねぇし…
あなた頼み!
・・
LINEで電話したら秒で来た
・・
図星の顔してるのは言わないでおこう
そう笑うあなたの目は、
いつもより腫れている気がした













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。