中島
トイレはここだよ。
城ケ崎
ふーん。お前って本当バカなの。
中島
えっどうしたの城ケ崎さん。
城ケ崎
だからバカなのって言ってるの。男にちやほやされて絶対に許さない。お願いだから死んで。
(殴る、蹴る)
中島
嫌だ…やめて…離して…
城ケ崎
黙れ。お前が悪いんだろ。
(殴る、蹴る)
中島
やめて下さい…
(首を絞められる)
中島
嫌だ…
城ケ崎
黙れ
それくらいにしてやるよ。
中島
(苦しむ)
城ケ崎
それよりこれ持って。
(カッターを持たされる)
中島
何で。
城ケ崎
それで私を刺して。
中島
何で嫌だよ。
城ケ崎
いいから逆らうなよ。
(城ケ崎に手を引っ張られて城ケ崎の手に刺す)
城ケ崎
痛った。
中島
そっちが勝手にやったじゃない
城ケ崎
お前本当に最低。死ね。
(頭を壁に強く打ち付けられる)
中島
痛った…
(意識がなくなる)(周りが血だらけ)
稽古場
城ケ崎
みなさん~
平野
どうしたのそのケガ
城ケ崎
聞いてぇ下さい…(涙)
あなたさんが…あなたさんが…
髙橋
あなたがやったって言いたいの
岸
嘘だろ。いくらあなたでもやり過ぎだろ。
城ケ崎
ですよねぇ。みなさーん。
岩橋
まさかあなたがね。
神宮寺
だよな。城ケ崎さん大丈夫ですか。
城ケ崎
すいません~(作戦成功)
髙橋
あなたがやるわけない(心の声)
ねぇ廉、紫耀
平野、永瀬
何
髙橋
二人ともさあなたがあんなことすると思う。
平野
あんな姿じゃあやったに決まってる。
永瀬
俺らの前でいい人アピールしてるだけやろ。
髙橋
じゃあ何で戻って来ないの。
平野
はぁ。そんなのやったから逃げてるんだろ。
髙橋
僕あなたの事探して来る
永瀬
あんなやつ探しに行かなくてもいいやん。
髙橋
僕はみんなに何て言われようが信じるから。
廊下
スタッフさん
キャー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。