第33話

Episode 33
286
2025/03/02 13:00 更新



数日後


9月を迎え気温は急激に下がり、気づけば定期考査まで残り1ヶ月を切っていた。

通常な日々に戻ったが1年生は今日、飛行魔術のテストがある。

アース生(男子)
ほんとこの時期の1年生って可哀想だよな
アース生(男子)
な!クソ寒いこの時期に飛行魔術のテストなんて…俺は耐えられなかった…
アース生(男子)
懐かしいな〜



大広間で朝食を食べている先輩たちの会話を聞いて、寒いのは苦手なので一番嫌な授業かも、と思った。


柿原徹也
飛べるかな〜
西山宏太朗
箒って苦手なんだよなぁ
江口拓也
さみーの嫌だなー
剣城あなた
炎薬フレアやくでも飲めばいいのに
斉藤壮馬
それありなの?
剣城あなた
なしとも言われてないけど
梅原裕一郎
…確かに
江口拓也
あったま良いーーー〜、まじ助かる
じゃあ飯食ったら薬品取りに行こうぜ
木村良平
それ先生に許可取るんじゃないの?
剣城あなた
各寮に魔法薬作れる鍋があるでしょ
レシピなら知ってるから着いてきて
斉藤壮馬
薬学部だから手伝うよ!
花江夏樹
さっすがーー〜!




それから早々に朝食を済ませ、テネブラエ寮の談話室に向かった。



西山宏太朗
そういえばフレア薬ってどんな効果あるの?
梅原裕一郎
ブフッ……
剣城あなた
え、…知らないの?
西山宏太朗
なんかごめん
てか梅ちゃん笑わなかった?
梅原裕一郎
ん?
木村良平
飲むと1時間くらい体が温まる効果があって、外が寒くても1時間は温かいまま
柿原徹也
優秀すぎるでしょその薬品
剣城あなた
8個も作るなんて初めてなんだけど…
江口拓也
一気に作んねーの?
剣城あなた
魔法薬学で習わなかったの?
分量を少しでも間違えると大きな事故に繋がるって
斉藤壮馬
丁寧に作らないと自分も危ないし!
江口拓也
なるほどね
剣城あなた
私と拓也と木村と柿原の分作るから、斉藤は残りの4つ作って
斉藤壮馬
了解!



魔法薬学部の斉藤と私で炎薬フレアやくを作った。



花江夏樹
あと5分で予鈴鳴っちゃうよ?
剣城あなた
出来た…!
斉藤は?
斉藤壮馬
出来たよ!
梅原裕一郎
始まる寸前に飲んだ方がいいよね
剣城あなた
そうね
小さい瓶だから飲んだあともポケットから落とさないで
江口拓也
っしゃーーー!行くぞ!



そして、談話室から急いで運動場へ向かった。


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