もうすぐ定期考査が始まる頃、剣城は以前に木村が登っていた木の上に1人で登っていた。
意外と登りやすく、木の上は1本1本が太いため、良い感じに居心地良く座れた。
しばらく1人で居ると、木村が本を持ってやって来た。
木村は下で木に寄りかかり、静かに本を読み始めた。
数十分そのままで居ると、声をかけた。
そしてもう数十分後
いつ降りようかと思っても、木登りなんて人生でこれが初めてで降り方が分からなかった。
木村は、剣城の真下のすぐそばで両手を広げて剣城が飛び込むのを待っていた
剣城は思い切って木村の腕の中に飛び込み、木村も見事受け止めた。
上手く受け止め余韻も何もなく、剣城は照れ隠しをするように顔を合わせずそそくさと歩いてしまった。
2人で夕食の準備がされている大広間に向かった。
8人全員が揃い、いただきますと言って食べ始めた。
夕食中は賑やかに食事を進め、食べ終わってもしばらく話し込んでしまっていた。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。