第42話

No.41 助手
1,468
2023/11/06 08:00


ニコライ・ゴーゴリ
いやぁー!!これには私も奇想天外!
ビックリ仰天!
ニコライ・ゴーゴリ
流石!わが親友ドス君の好敵手!!
  

ニコライ・ゴーゴリ
しかし、困ったなぁー
ニコライ・ゴーゴリ
シグマ君は私の助手だったんだけど…
 
ニコライ・ゴーゴリ
チラッ
あなた
…ッ…なんだか…いやな予感が___
少女はゴーゴリと一瞬、
ほんの一瞬だけ目があったがすぐに剃らした。


ニコライ・ゴーゴリ
此処で第ニュース!!
あなたちゃんに私の助手を任命する!
あなた
…きょ、拒否しま___
ニコライ・ゴーゴリ
なになに?光栄だって?
それは善かった!!
あなた
き、聞いてない……
 

シグマ
あなたさんも苦労してるんだな。
あなた
えぇ。落ち着く暇もないわ。





あなた
全く、皮肉なことね。
前までは暇をもて余していたのに。
 
フョードル・ドストエフスキー
僕は善いと思いますよ。
太宰治
確かに、心が弾むねぇ。
太宰治
魔人が苦しみもがきながら死ぬ様を見るのを想像しただけで…
フョードル・ドストエフスキー
えぇ。太宰くんが僕に完敗し、此処で溺れ死ぬ様を想像するだけで思わず口角が上がってしまいます。

あなた
相変わらずね、二人とも。
あなた
本当、怖いと感じたわ。
魔人さんも太宰さんも。

ニコライ・ゴーゴリ
君も彼らに劣ってはいないと思うけど?
あなた
それは…どういう意味よ……


少女がじろっとニコライを睨んだ。

それに対しニコライはニヤリと口角をあげた。その表情はいたずら心を弾ませた道化師そのものだった。

プリ小説オーディオドラマ