第32話

始まりの景色とお別れを。
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2024/12/22 08:00 更新
神楽冬華
神楽冬華
............協力しないと思いますが。
大日本帝国
............これしか手段がないんだ。
大日本帝国
大東亜共栄圏では............
大日本帝国
ナチスを止められない。
............これしかないと、自己暗示をした。
大日本帝国
............アメリカ、まず先に非公式とはいえ日米首脳会談を行ってくれて礼を言う。
アメリカ
あぁ。......これはジョンが掴み取ろうとした景色だ。
アメリカ
ロバートもそれを望んでいたよ。
大日本帝国
............そうか。
大日本帝国
まず、俺たちは30年前のあの............
大日本帝国
ハワイの核始まりの景色が、頭から離れていない、
アメリカ
......そうだな。あれは、忘れる訳にはいかない。
アメリカ
リメンバーパール・ハーバー、だっけな。
大日本帝国
そうだな。
大日本帝国
............本当は公式にしたかったんだけどな。
アメリカ
まっ、右翼テロは双方懲り懲りなんだ。
アメリカ
それは仕方ないだろう。
大日本帝国
全くもって同感だ。
大日本帝国
本題に入る前に。タァ、お茶を。
タァ帝国
タァ帝国
............はい。
アメリカ
おいおい、毒を飲ませる気か?
大日本帝国
大丈夫だ。入れるのは目の前でやるし、そのお茶をタァに飲ませるからな。
アメリカ
............そうか。早とちりだったな。
大日本帝国
別に。アメリカなら想定するだろうからな。
アメリカ
......意味深ではないよな?
大日本帝国
あぁ、勿論。


大日本帝国
......お茶も飲んだところだし、本題と行こう。
大日本帝国
まず、大ゲルマン帝国がイタリア帝国に対して、軍事侵攻を計画していることはご存知だよな?
アメリカ
それは勿論。
アメリカ
......軽く聞いただろ?イタリアから。
大日本帝国
まぁ......な。
アメリカ
俺が知っている範囲では100万単位の人がイタリア国境付近に移動しているらしい。
大日本帝国
さすがはCIAだな。
大日本帝国
我々大東亜共栄圏としては大ゲルマン帝国がこのような事をするのは見逃せない。
大日本帝国
もし、ドイツがイタリアに侵攻するなら、俺はイタリア側としてイタリアと共に抗戦する予定だ。
アメリカ
............つまるところ、第3次世界大戦が迫ってきているということだな。
大日本帝国
あぁ、絶対に守りきる......と、言いたいところだが。
大日本帝国
俺の軍では世界最強と謳われるドイツ陸軍に勝つ手は存在しない。
大日本帝国
ナチス・ドイツの世界侵攻を防ぐためにも............
大日本帝国
どうか!!アメリカは日本に対して支援をしてくれないだろうか!!
アメリカ
............残念だか、アメリカを代表する国の化身として反対しよう。
大日本帝国
......理由を聞いてもいいか?
アメリカ
............あぁ。
アメリカ
両国の国民はあの大東亜戦争に囚われている。
アメリカ
始まりの景色は............忘れることが出来ず、囚われているのは其方も十分お分かりだろう?
アメリカ
事実............お前は、俺を見下していただろう?
大日本帝国
そう、だな。
大日本帝国
そしてあの場所に太平洋最大の核兵器貯蔵庫を作っている。
大日本帝国
それは間違いようがなく、アメリカへ攻撃するために。
アメリカ
そして......サンフランシスコ、ロサンゼルスもそのままだ。
アメリカ
お前は............太平洋の戦争を過去のものとして見ているようだが、アメリカ敗戦国としてはは今だ。
アメリカ
日本とイタリア、ドイツが戦った所でアメリカの国民は無関心どころかか......
アメリカ
喜ぶ。それを戦勝国同士の潰し合いとして。
大日本帝国
............それがアメリカの民意か?
アメリカ
そうだ。
アメリカ
俺は............アメリカの民と共にあろうと思っている。
大日本帝国
............アメリカ。
大日本帝国
もし第3次世界大戦が始まり、終わったら。また新たな秩序が出来るだろう。
大日本帝国
その秩序に、その新世紀に。大東亜戦争の呪縛は必要ない。
アメリカ
それが?
大日本帝国
もし、来る第3次世界大戦にアメリカが日本を支援するのなら..................

大日本帝国
俺、いや私は。
大日本帝国
サンフランシスコとロサンゼルス、そしてハワイから核を取り払い............
大日本帝国
返還をこの場で宣言する!!


タァ帝国
タァ帝国
じょ、譲歩しすぎでは......?
大日本帝国
いいや、問題ない。
アメリカ
なるほど、なw
アメリカ
この際に大東亜戦争を集結させる............そうゆうことだろう?
大日本帝国
そうだ。
大日本帝国
大東亜戦争こそが、この呪縛の原因。
大日本帝国
これを終結させなければ...冷戦の終結は無いだろうからな。
大日本帝国
我々は、あらゆる手で和平を求める。
大日本帝国
............アメリカ。
大日本帝国
どうか、日米の協力に対して、頷いてくれるだろうか?
アメリカ
............俺の国では、復讐を唱える者が多い。
アメリカ
だから、和平は売国奴だとロバートは言われるだろう。
アメリカ
しかし!!これは......停滞と同じというもの。
アメリカ
過去は過去として俺は生きていかないのだろう。
大日本帝国
つまり..................!!
アメリカ
俺......いや私は。





アメリカ
大日本帝国の提案に賛同する!!









*後ろを見ながら、前に歩ける者など存在しない。
*始まりの景色から、お別れを告げた。
死有
死有
次回、鷲を叩き落とせ!!
死有
死有
それではまた。ばいちゃ!!

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