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第41話

E p i s o d e . 3 6
521
2025/09/29 10:00 更新



_____翌日。


オーター
オーター
おはよう
 
(なまえ)
あなた
おはようございます
 
オーター
オーター
行くぞ
 
(なまえ)
あなた
どちらに……朝食はいらないのですか?
 
オーター
オーター
いる



トーストとスープとサラダを食べ終えると、主人は私の服を指定し、アクセサリーと指輪をつけさせた。



オーター
オーター
よし
 
(なまえ)
あなた
神覚者夫人に見えますか?
 
オーター
オーター
元よりそうだろう。行くぞ
 
(なまえ)
あなた
あの、どちらに
 
オーター
オーター
君の姉の家だ
 
(なまえ)
あなた
まぁ……



外に出ると、タクシーが止まっていた。



008
008
オーター様、準備完了しました!
 
オーター
オーター
ああ、ありがとう
 
(なまえ)
あなた
初めまして
 
008
008
はっ初めまして!奥様!!
 
(なまえ)
あなた
それで、この荷物は……
 
オーター
オーター
乗れ
 
(なまえ)
あなた
はい



否応なしに私と魔物さんを後部座席に乗せた主人は、そのまま運転手になにか指示を出した。



(なまえ)
あなた
姉の家をご存知なのですか?
 
オーター
オーター
ああ、調べさせた
 
(なまえ)
あなた
さようでございますか……



タクシーはすぐに姉と婚約者様……ああ、今は旦那様。

の、家まで送ってくれた。



オーター
オーター
008、お前はもう帰っていいぞ
 
008
008
ですが……
 
オーター
オーター
給料だ
 
008
008
は、は、ははい……
 
(なまえ)
あなた
008番さん……?
 
008
008
はい!!
 
(なまえ)
あなた
ありがとうございました



私は小さな魔物さんにお礼を申し上げて、その後を見送った。



オーター
オーター
さて……



こじんまりとした家のインターホンが鳴る。



はーい、まぁ……砂の神杖デザトケイン様……と……あなた
 
(なまえ)
あなた
お姉様、体調はいかが?
 
え、ええ、そうね、まあまあよ



以前うちに来た時よりも青い顔をしているような気がする。

やはり悪阻の影響だろうか。



(なまえ)
あなた
あなた
 
オーター
オーター
ああ、初めましてお義姉様
オーター
オーター
あなたの義弟のオーター・マドルと申します
 
え、ええ……妹がお世話になっております
 
オーター
オーター
少し、上がらせていただいても?
 
もちろんですとも!どうぞ!



姉は、少し声が上ずっていた。

緊張しているのだろうか。

確かに主人は貫禄がある人だし……義弟と言っても、姉より5つ年上だ。



ごめんなさいね、主人は仕事でして
あの、今お茶を……
 
オーター
オーター
お構いなく。すぐに帰りますから



主人が杖でタクシーのトランクから箱状の鞄をいくつも出した。

そして、杖を振ると一気に蓋が開き……
 
札束が舞い散った。



(なまえ)
あなた
えっ……
 
えっ……
 
オーター
オーター
金ならいくらでもどうぞ
オーター
オーター
これ以上妻に近寄らないでいただきたい



主人は、とんでもないスピードで家のインフラを巻き起こした。



な、何を仰っておりますの……?
お金には、困っておりますから、とても助かります、が……
 
オーター
オーター
そもそもあなたは、昼間に我が家へ来て実の妹に金をせびったそうですね
 
そっそんな言い方!
 
(なまえ)
あなた
せびったなんてそんな……あなた……
(なまえ)
あなた
ごめんなさいお姉様、変な風に伝わってしまっ
 
オーター
オーター
何も変なことはない
オーター
オーター
この女は、君を陥れようとしているんだあなた
 
なっ……!
 
オーター
オーター
こちらでは既に調査済みだ



堂々と立つ神覚者、オーター・マドルはそれはそれは立派なものだった。



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