ラウール目線
なんで…
なんでこんな事に…
スタッフ『分かりました。えっと、俺たち一旦出ます。話し合いは少年忍者とSnow Manさんだけでゆっくり話し合ってください』
スタッフさんはカメラを止めて部屋から出ていった
川崎皇輝「そんなの、あとから決めたことでしょ。俺らは最初からこのメンバーでデビューしようねって約束してたんです」
久保廉「僕達は、みんなラウールくんとずっと一緒に居れると思ってたんです」
織山尚大「ラウールは少年忍者やめてSnow Manに入るって言い出した。約束も破って俺らを捨てた」
捨てたわけじゃないよ…
ヴァサイェガ渉「なんでずっと一緒にいた俺らよりSnow Manの方を選んだの?」
黒田光輝「なんで?俺らがそんなに嫌いなの?」
小田将聖「そんなに僕たちと離れたかったんですか?」
川崎皇輝「だったら、なんでギリギリまで俺たちにその事言わなかったの?」
織山尚大「言ってたら、俺たちがジャニーさん達に辞めさせないでって頼むことできたじゃん」
稲葉通陽「だったら、デビューは?デビューが決まった時もなんで教えてくれなかったの…」
元木湧「そんなの知らないよ。俺たちは、今でもラウールをSnow Manを辞めさせることを諦めてないから」
織山尚大「そんなこと今更言ったって無駄。何がなんでもラウールは少年忍者に戻す」
みんな僕の前に立った
川崎皇輝「だったら、勝負しませんか?」
織山尚大「はい。俺らが勝ったらラウールを少年忍者に戻す。Snow Manさんが勝ったら俺らはラウールを少年忍者に戻す事を諦める。それなら文句ないでしょ?」
黒田光輝「そうですね…Snow Manさんもアクロバットができるみたいですし9人と少年忍者から9人でアクロバット対決はどうでしょう」
久保廉「へー逃げるんですね。だったら、僕たちの勝ちになりますけど」
ヴァサイェガ渉「何がですか?ちゃんとSnow Manさんに合わせてこちらも9人でやろって言ってるんですよ?やらなくていいですね。だったら、俺らの勝ちなのでラウールは少年忍者に戻します」
川崎皇輝「決まりですね。それではこちらは誰が出るか話し合うので、それまでラウールはみんなとの最後の時間を過ごすといい」
そう言って少年忍者のみんなは出ていった
最後の時間って…
嫌だよ…
みんなと最後なんて嫌だよ…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。