私は何を言っているのか全く理解が出来なかった。
なんで?あなた誰……て私だよ?お母さんの子供だよ?
嫌な記憶を消すんじゃないの?なんでお母さんの記憶がないの?……もしかして私騙されたの?
私は黙って外に出た
悲しかった……いや悔しかったアミャミに……あいつに騙された気がして嫌な記憶だけて言っていたのになんで私の事まで忘れているのかとにかく悔しくて仕方なかった
とても冷たくて、私の知らないお母さん
私はその時視線を感じパッと後ろを振り向いた
そこに居たのはアミャミだった
私はその時頭にとあることがよぎった。
私の存在が嫌な記憶だった?
お母さんは私の事が嫌だったの?
アミャミはそう言って消えていった、
私、ヒーローじゃ無かったの?私ビラン側だったの?
おかしくなって私は少し笑った。ずっと善だと思っていたら悪だっただなんて。
私は”正しい”ことをしたはずなのに
……善意は悪意と紙一重
私は1人歩き出した
どうすればいいのか全く分からない、お母さん、嫌な記憶だけじゃなくて私の事まで消えちゃった
……
すると急にポケットに入っていた宝石が光り輝き急に本が出てきた。
アミャミが渡してくれた記録書だ……こんなの見て何にな……
私は思い出した。
ここは消えた記憶についてものっていた。
ならお母さんの記憶も見れるのではないか……といっても見て何をするべきなのか全く分からないがそんなの考える暇もなく手が動いていた。
ここにお母さんの記憶を取り戻すヒントがあるかもしれない。
もしかしたら優しくて暖かいお母さんに戻ってくれるかもしれない
私はそんな期待を抱いて記録書をペラペラとめくりお母さんのページを見つけた。
お母さんの過去……あった













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。