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第19話

ぽんれあ やばこんぴ3
869
2025/04/01 12:12 更新
克樹side
高橋社長
よーし、定時だぞー!おつかれ!気をつけて帰れよー
高橋社長が定時と同時に呼びかけにくる。
うちの会社はゆるいというかホワイトなので、定時帰宅を推奨してくれている
終わったぁと息を吐きながら椅子の上で体を伸ばす矢花を横目に
会社を出る準備をする
本高克樹
本高克樹
ほら矢花おいていくぞ
矢花黎
矢花黎
うぇ早い早い待ってって
バタバタと準備を終わらせた矢花と共に会社に背を向け駅へと向かう
矢花黎
矢花黎
店は?どこなんすか?
本高克樹
本高克樹
駅前のいつものやつ。嶺亜達は営業先から直接向かうって
信号を待っていると急に後ろから伸びてきた手によって視界が遮られた
中村嶺亜
中村嶺亜
ふふ、だーれだ
本高克樹
本高克樹
嶺亜でしょ。わかるよ笑
言い当てると満足したのか大人しく俺の左隣へつく嶺亜
右を見ると矢花の隣にいつの間にかこんぴーも来ていた
中村嶺亜
中村嶺亜
よくわかったねぇ
本高克樹
本高克樹
声と手の冷たさでわかるよ笑
中村嶺亜
中村嶺亜
つめたさ?
本高克樹
本高克樹
あなた末端冷え性でしょう
そ~かなぁと言いながら自分の頬へ両手を当てる嶺亜

かわいい

そう思ってしまっているこの気持ちにはそっと蓋をする
わかりきっていたことだ
ペア時代から嶺亜の事が好きなのも
その思いには蓋をしなければいけないのも
もう、慣れきったことだから。
居酒屋に到着し暖簾をくぐる
四人だと人数を伝えるとテーブルのある個室へと案内された
俺の横に嶺亜が、前に矢花がその隣にこんぴーが座る
中村嶺亜
中村嶺亜
とりあえず生でいい?
あとはてきとにーおつまみくらい?
俺らから反対意見が出なかったので
嶺亜が店員を呼んで注文してくれる
店員さんが下がってすぐにビールが運ばれてきた
中村嶺亜
中村嶺亜
んじゃとりあえず乾杯!
本高克樹
本高克樹
乾杯!
矢花黎
矢花黎
乾杯!
今野大輝
今野大輝
乾杯!
4人でグラスを突き合わせ乾いた喉を潤す
中村嶺亜
中村嶺亜
プハッてゆーかびっくりしたよぉ
本高克樹
本高克樹
なにが?
中村嶺亜
中村嶺亜
だって克樹のペアと俺のペアが知り合いだったんだよ?
本高克樹
本高克樹
まぁそうねぇ
矢花黎
矢花黎
世間って案外狭いですしね
今野大輝
今野大輝
うん
中村嶺亜
中村嶺亜
てか知り合いじゃないよね?
矢花黎
矢花黎
はい?
あーあ、嶺亜の顔が悪いことするときの顔になってる
こんぴーもそれをわかってなのか嶺亜と目合わないようにしてるし
中村嶺亜
中村嶺亜
え?だって高校でバンド組んでてしかも付き合ってるんでしょ!!
嶺亜が、ニヤニヤしながらそう言い放つと
矢花とこんぴーがそろって吹き出した
矢花黎
矢花黎
え!大輝言ったの?!
今野大輝
今野大輝
言ってねーし!言わねぇよ!てか、バンドって、、、?
矢花黎
矢花黎
あ、それは俺が言いました。
今野大輝
今野大輝
れい?
あ、こんぴーも下の名前で呼んだ
ただすんごい睨んでるけど
矢花黎
矢花黎
ハイ、スイマセン
今野大輝
今野大輝
、、、、、
矢花黎
矢花黎
でもそれしか言ってないって!
拗ねるこんぴーに焦る矢花
それをニヤニヤしながら眺める嶺亜
この飲み会始まって10分も経ってないんだけどカオス過ぎない、、、?
続きます!

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