第16話

川崎兄弟 卒業式4
864
2025/03/06 08:29 更新
星輝side
川﨑皇輝
川﨑皇輝
.........しき、星輝!
川﨑星輝
川﨑星輝
んぇ?あ
懐かしい思い出に耽っていると
いつの間にか目の前に皇輝の顔があった
川﨑皇輝
川﨑皇輝
呼んでも返事してくれないから
寝たのかと思った
川﨑星輝
川﨑星輝
ごめんね
川﨑皇輝
川﨑皇輝
んーん、そろそろ食べよ?
川﨑星輝
川﨑星輝
そーだね
いつもの定位置に戻り
2人揃ってお弁当のつつみを解いた
川﨑皇輝
川﨑皇輝
あれ??
川﨑星輝
川﨑星輝
ん?え?
僕の手元にはおかずの詰まった箱が2つ



皇輝の手元を見やると白ご飯が詰まった箱が2つ
川﨑星輝
川﨑星輝
母さん、またやったよ笑
川﨑皇輝
川﨑皇輝
ね。気合入れ過ぎたらやらかすのかなぁ笑
川﨑星輝
川﨑星輝
最後に気が抜けるんだろうね
既視感のある景色に

2人で顔を見合わせながら笑いながら、1箱ずつ交換する
川﨑皇輝
川﨑皇輝
よし。いただきます
川﨑星輝
川﨑星輝
いただきます
皇輝とこの場所で過ごす最後の昼休み。

皇輝の最後の昼休みを共に過ごせている特別感と優越感に浸りながら。




ここでふたりで話したいろんなこと

午後の授業の範囲を教えてくれたこと

お箸がなくって校内中駆け回ったこと

ふたりともお弁当箱を持って帰り忘れて夜真っ暗の中取りに来たこと

お互いに嫌いなおかずを食べさせあったこと

逆に僕が好きなおかずを皇輝がくれたこと

誕生日にちょっとしたサプライズをしてくれたこと

その1つ1つを思い出し、懐かしみながら

皇輝との最後の昼休み、お揃いのお弁当をゆっくりと味わった。
後日談

皇輝卒業前

稲葉 side
稲葉通陽
稲葉通陽
ねぇ。1個気になってたんだけどさ
川﨑星輝
川﨑星輝
なに
稲葉通陽
稲葉通陽
そんなにお兄ちゃんと一緒にいて飽きないの?
川﨑星輝
川﨑星輝
どーいうこと
稲葉通陽
稲葉通陽
だって、一緒に住んでて、登校も一緒で昼休みも一緒で、
なのに、その上帰りもできる限り一緒に帰ろうとするじゃん
川﨑星輝
川﨑星輝
まぁーねぇ
稲葉通陽
稲葉通陽
飽きたり、喧嘩しないの?
川﨑星輝
川﨑星輝
しない。皇輝かわいいもん
稲葉通陽
稲葉通陽
そっかぁ。
川﨑星輝
川﨑星輝
..........なんでそんな顔で見るの
稲葉通陽
稲葉通陽
いや皇輝先輩が大学通いだしたらどーすんのと思って
川﨑星輝
川﨑星輝
大丈夫。家でずっといっしょにいる
稲葉通陽
稲葉通陽
ほんとに重症だね
川﨑星輝
川﨑星輝
だって好きなんだもん
バサバサバサ

プリントが落ちる音がして

そっちを振り向くと顔を真っ赤にした皇輝先輩がいた
これで川崎兄弟の卒業式編はしゅーりょー

コメントとか送っていただけると嬉しいです

次はぽんれあ+やばこんぴの一般企業編です

お楽しみに!!!

プリ小説オーディオドラマ