第53話

File53≠終わり
512
2025/11/27 12:00 更新









佐久間「はーん…なるほどね…」

佐久間「こりゃ終わりだ」













「警護科から連絡が届いています」

「銃の種類を増やしたいとのことで」

『…なぜ?』

「アメリカの一部で銃撃戦が行われていますが」

「使用してる銃が我々と同じ物らしく」

「本国の信用に関わる問題だと」

『我々公安が所持している銃は特別な物です』

『それがアメリカで使われているのだとしたら』

『何者かが流通させている可能性があります』

『…零課に、捜査をお願いします』










渡辺「おーい、おーい」

向井「ぁああ〜…」

向井「もう限界やわぁ…」

目黒「そんなに残業?」

向井「昨日は帰ってへんもん」

目黒「帰ってないんだ…」

渡辺「山積みだよなぁ、何もかも」













『…そうですか』

「あと…この件についてなんですが」

『殺人…ですか?』

「長官も存じていることと思いますが」

「こちらで処理するようにと」

『…分かりました』










「こちらのお席になります」

『ごめんね、遅れちゃって』

目黒「ううん、お疲れさま」

目黒「コースに合うワインペアリングで」

「承知致しました」






『美味しかった…フルコースで食べたの久しぶりかも』

目黒「ありがとね、付き合ってくれて」

『ううん、ご褒美みたいで嬉しい』

目黒「うん、まぁ…そうなんだけど笑」

目黒「出会えて…お付き合いしてくれて、ありがとう」

『…こちらこそ、ありがとう…』



目黒「結婚してくれますか?」


目を見開いて驚いたあと、

本当に嬉しそうに、返事を返してくれた。


『はい、よろしくお願いします』













佐久間「おめでとう、蓮」

目黒「ありがと…まぁこれからなんだけどね笑」

佐久間「おめでとう、ほんとに」

目黒「そんなに?笑」

佐久間「うん…」

佐久間「幸せにしてね、あなたの下の名前のこと」


…少し悲しそうに、まるで、
幸せになれないことを知っているかのように、

嫌な予感がする。



佐久間「これ、動くって」

佐久間「さっき連絡あって」

目黒「ついに…」

佐久間「…終わりだね、やっと」

佐久間「終わらせよう」










長官「君たちは…」

佐久間「公安零課の佐久間と申します」

目黒「同じく、目黒です」

佐久間「単刀直入にお聞きします」

佐久間「長官、あなたは長官として」

佐久間「存在していい人間ではありません」

目黒「Batについて零課で調べていましたが」

目黒「長官の娘さんが創立メンバーだったようです」

長官「娘が…何を言ってる」

目黒「ご存知なかったですか?」

目黒「娘さん、何人も人を殺しています」

目黒「その度に長官は、無実潔白な国民を用意し」

目黒「娘さんを庇うために処刑させ」

目黒「取り返しのつかないところまで来てしまった」

目黒「…違いますか?」

長官「よくできた妄想だな」

佐久間「…妄想?」

長官「私の娘は無罪だ」

長官「君たちは、なにか勘違いしているようだな」

『失礼します』

長官「あなたの名字くん、丁度よかったよ」

長官「零課の2人が有りもしないことを言い出すんだ」

『有りもしないこと…』

『長官、正義とはどんなものだと思いますか』




プリ小説オーディオドラマ