第2話

いつもの朝
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2024/11/10 12:53 更新
母「あなたーーッッッ!!!」

ー下の階から調理器具を動かす音と、母の声が聞こえるー

…………?

母「さっさと起きろ!遅いわ!」

うるさい………体が重たい……起きたくない……

母「学校ーッ!!遅刻するよー!」

………今、朝の6時10分……遅刻する訳ねぇだろ……家出るの7時20分やぞ……

母「あなたーっ!!いい加減にしろ!」

………そっちこそいい加減にしろよ……一分も待たないくせに……

ー貴方はゆっくり体を起こすー

………階段降りるか…

ーギシギシと音を立て、階段を降りるー

母「あなた遅い!今何時だと思ってるの!!早く動け!」

………今は、6時11分だよ……馬鹿……はぁ、相手するだけ無駄か……トイレ行こ…

ーゆらゆらとまだぼんやりしている頭を動かしながらトイレに入るー

………眠た……なんであんなにせっかちなんだろう……まぁ、自分の言う事を聞かないから怒ってるんだろうけど………何が私の為だ……お前の都合だろうが……私を理由にするな………考えても無駄だったな……

ー貴方はトイレにある小さいデジタル時計を見てから、立ち上がり水を流してトイレから出て、洗面所で鏡を見ながら手を洗うー

…………夏は水道の水がぬるく感じたのに…今は地味に冷たく感じるな……

ー鏡には貴方が映っているー

………母譲りのくせ毛と血色の悪い唇………

父譲りの少しエラの張った四角い顔………

『………はぁ…』

母「ねぇ、何やってるの?遅いんだけど……今何時か分かってるの?朝はゆっくりしてる暇ないんだよ?さっさと動け」

『はぁ〜い』

………変なの…なんか私の体なのに私自身に主権が無いみたい……まぁ、いつもの事だけど…

ー貴方は何時も通りに動き始めたー

母「やっと動き出した……おっそ…」ボソッ

………あえて聞こえるように言ってるんだろうな………本当、幼稚だな…低波動な言葉投げないでほしい……私の波動が下がったらどうするの?あげるの苦労するんだよ?あ、お前には分からないかw…………………はぁ……

母「朝ご飯出来てるからさっさと食え」

『うん、ありがとう』

さてと……営業時間だな……

ー貴方は、なんの変哲もない笑顔を作り、顔に貼り付けるー

営業スマイルってねw……へへ……

ー貴方は箸を手に持ち、朝食を食べ始めたー

「…………」モグモグ

…………今日も同じ朝ご飯の内容……きゅうり、ミニトマト1個……ソーセージ2本、目玉焼き、ご飯……………時々ミニトマトは2個になったり主食はパンになったするけど、おかずは同じ………まぁ、美味しいから良いけど…

ーキッチンから、ゴンゴンと鈍い音が聞こえる。母が生ゴミ箱をシンクに叩きつけ、中身を指定ごみ袋に入れている様だー

あ、今日、生ゴミ捨てに出せる日だっけ?……まぁ、良いか…

ー貴方は朝ご飯を食べ終わり、皿を重ね、キッチンへ運んでいくー

『ごちそうさま』

母「んー」

『……シンクの横に置いておくね』

母「はいはい」

ー貴方は皿を置いて、再び洗面所へ向かうー

歯磨きしなきゃ…

ー歯ブラシを持ち水で濡らし、少し水を切ってから歯磨き粉をつけ、口の中に入れるー

『………シャカシャカシャカシャカ』

………リビング行こ……

ー貴方はスマホを持ち、リビングへ向かった。リビングのカーペットに座るー

いつも通り、スマホでプリ小説の通知確認して……LINEの通知見て…それで他の人の夢小説を拝見してネタ集めてっと……ホントに何時も通りだなぁ……
………………あ、時間……着替えなきゃ……

ー貴方は、制服がかかっているハンガーを手に取り、洗面所へ向かった。コップに水を入れ、口を濯ぐー

『………ガラガラガラ………ペッ…』

………この歯磨き粉…味、残るなぁ………

ー口を濯いだ後、制服にかかっているハンガーを取り、着替えるー

『…………はぁ…』

着替え終わったらトイレ行こ……

ー貴方は制服に着替えた後、トイレに入るー

母「今、7時4分ー!!」 

……学校行くか…

ー貴方はトイレから出て、手を洗い、教科書に入った重たいリュックを背負って家から出たー

『いってきまーす』

母「いってらっしゃーい!」

家の近くのバス停まで約5〜10分……その後に最寄り駅にいって電車に乗って学校に行く……

ー貴方が、スタスタと歩いていると、ビューと冷たい風が吹いたー

さむ……』ブルッ

この前まで暑かったのに……一気に寒くなりおって……まったく…

ー貴方は早足気味にバス停まで行き、寒さに耐えつつスマホで暇をつぶしたー

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