あなたside
道枝「意外と度胸あるやん、笑」
『は、?』
道枝「てか、珍しいタイプやな」
『珍しい、?』
道枝「だいたい、俺みたいなやつのこと見かけたら怖がるか顔で来るやつばかりやもん」
「なんか、顔がいいって噂されとるみたいやし、?」
『自分の噂のこと知ってたんだ』
道枝「なんか言うた?」
『いや、別に』
道枝「まぁ、だからお前みたいに俺に興味無さそうなん珍しいねん」
『そう、なんや』
「みっちー?」
「そろそろ帰んでー」
道枝「あ、じゃあな」
『じゃ、あ』
道枝「あ、俺お前のこと気に入った笑」
『、え?』
何、今の
どういうこと?!
𝐍𝐞𝐱𝐭…🍀𓈒 𓏸
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!