第42話

41.過ち
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2026/07/28 21:00 更新
side.田中樹
田中樹
……くと、ほく、と…ッ… 泣!!
涙が次から次へと溢れて止まらない。
北斗は、俺らの知らない間に苦しんで、怖がって。
それで、この世を去る選択をした。
どれだけ辛かっただろう。
どれだけ、苦しかっただろう。
高地優吾
おれ、一生一緒って、約束したのに… 泣!!
高地優吾
それ、なの、に…!
京本大我
……助けて、あげられなかった…
京本大我
知ろうとも、せずに…責めて、… 泣
ジェシー
……ねぇ北斗、本当に助けたい人を助けられなくて…
ジェシー
そんな俺が、太陽なわけ、ないじゃん…ッ…… 泣!!
森本慎太郎
優しくなんかない、優しくなんかないよ…
森本慎太郎
だって、北斗に酷いこと言ったんだよ…?北斗を、守れなかったんだよ… 泣?
田中樹
……唯一の、片割れって…そう、思ってて、くれてたのかよ…
田中樹
…おれの、せいで…おれが、おれ、が………北斗、なぁ、北斗っ…!!帰って、こいよ…ッ!頼むから… 泣!!
苦しくて、悲しくて、自分のことが大嫌いになって。
久しぶりに、こんなに泣いた。
守りたいって、会いたいって思った人と会うことができない。
まだ、恨んでくれた方がよかった。
そうすれば、誠心誠意謝れるから。
なのに、なのに、北斗は…
田中樹
バカ、ばか北斗……自分だけだと、思うなよ…!
田中樹
俺だって、俺らだって北斗のことを、SixTONESのことを愛してんだよ… 泣!!
愛してるって、言ってくれた。
世界一、愛してるって。
それが、嬉しくもあり…
そして、苦しくもあった。
高地優吾
忘れられるわけ、ねぇだろ…!!
ジェシー
忘れない、絶対忘れない…!!
京本大我
絶対絶対、記憶から消さないから…!
森本慎太郎
北斗、北斗ぉ…!…おねがい、帰ってきてよ…ッ…!
みんなが、泣き崩れている。
北斗から間接的にもらったこの鍵が、遺品になるなんて思ってもいなかった。
俺は、俺らはいつも遅すぎる。
大切な人を失ってから、過ちに気がつく。
それじゃあ、駄目なのに。
…ねぇ北斗、北斗はさ…
一緒に連れて行ってって頼んだら…そしたら、迎えに来てくれる……?

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