あなたの下の名前side
ちょっと前に起きたんですけど、
なんか自分がべっどの上にいるし、
なんか道化師が、いる
魔人は何処かに行ったのだろう
道化師は魔人と一緒に行かなかったのか、
これ何時起きればいいんだろうか、、、
今は取り敢えず狸寝入りしてるんだけど、、、
どうしよう、
視線が刺さってる
え、だれ???
誰の声???
何処から聞こえるのだ
息をする音も、視線も、声のなる方も、
人物も、
場所が分からない
誰の声なんだろうか、
高い声だ、小さい子くらいの声
まるで、
夢で見た、
わたしの声だ
取り敢えず、起きよ
目を開けて見てみたら、
道化師はあっち向いてた
私に背を向けて立っていた
周りを見渡しても、子供はいない
この部屋に、私と道化師以外はいない
本当に、あの声の持ち主は誰なんだろう
めっさ驚くやん
まぁたしかに、
急に知らない子の声がして、
「起きたいからあっちを向いて」
なんて言われて指示に従ったら
私が本当に起きましたしね
普通はびっくりですね
体調、、
は普通に元気?
というより普通だな
急ですね、、、
私がちょっと寝た後に何かしらの
約束的なのでもしたのでしょうか、?
魔人の部屋……なんでしょうけど、
こんぴゅーたーで埋め尽くされてそうですね、、、
電子音とか凄そうですね
えなんかちょっと嫌な予感もします
「着いてきて!」
なんて言った道化師の後をついて行った
部屋の扉を閉める際、
部屋に人の気配がして
中を見てから閉めた
勿論、人はいなかった
でもね、
なんて
声がした、
小さい子の、小さい子特有の、
高い声が
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。