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第56話

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2026/07/17 05:01 更新

あれからしばらくして、どうにか情報を聞き出すことに成功した三郎先輩が戻ってきた


「ご苦労、鉢屋。それで例のあれは」

「はい、予定通り行われるそうです」


「、、そうか」

そんな会話を聴きながらわたしは路地裏から私を見つめる影に気がつく



『、、(あれ?あの人どっかで)』









『ひっ、』

叫びそうになった口を抑える









『(───お父さん)』

私がじっとそちらを見つめていれば、勘右衛門先輩がそっと背中を撫でてくれる

「大丈夫か?あなた」

眉を下げて心配そうにする先輩


これ以上、迷惑かけられない


『、、大丈夫です』

『今日も絶好調ですから』

笑ってそう言うと「そう、ならいいんだけど」と言われる

どこか納得してない様子の先輩だが

わたしはそっと目線を外して目の前の出来事に集中する









『あれ?先輩あれってなんですか』

私は数人が手首を結ばれて運ばれていくのを見つめそう問いかける

兵助先輩は少し間を置いて「あれは奴隷だよ」と教えてくれる


『奴隷、、』

あ、えもしやあの中に紛れ込めば…
城内から攻めることができる、、、私大活躍なのでは!!!

でも先輩は私の仕事は外で先輩と見張りをすることって言ってたしなぁ




いや

どうにかして紛れ込んで、それで役に立つんだ

『(やってやるぞ!!!!)』











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