第68話

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2023/08/22 09:34 更新
_あなたside_




うぅ…今何時だ…




うわ、もう夕方か




今日はここの部屋から1歩も出てないな、怠惰怠惰←




棚にあったコップの水を飲み干し、一息つく




…師匠が来たのだって、あいつらにバレなければ




そうだ、師匠もルビーのこと避けてたみたいだし、




大丈夫だきっと。




コンコン




お、あいつらが来たのか?




心配かけてるかもしれないしな、出よう

あなた
今行く〜

ガチャッ




ドアを開けるとそこには案の定の4人が。

あなた
いやぁ、ごめんごめん
あなた
なんか眠たくてさ、今まで寝てたんだよww
キラ
あぁ…

嫌な予感がした




自分の足場がガラガラと崩れていく感覚





これは、

ルビー
お前、






ルビー
何者だ?
あなた
ッ…

やっぱり師匠に会っちゃったのか




そうか、そうか、

あなた
俺、やっぱ不良品だったのか
ナツキ
その通りだよ
ザクッ
あなた
カハッ…

師匠の剣が俺の腹を貫く




血がだらだらと流れて、鋭い痛みが脳裏を走る




その一撃を受けて立っていられるはずもなく俺は倒れた




4人は驚いた風に目を開いて




でも、こっちを見ているだけだった




顔を顰めて、拳を握って




知ってる




俺はこれを知ってる




_捨てられたんだ_




無様に倒れた俺に師匠が顔色を変えずにトドメを刺そうとする

あなた
まって、
あなた
俺が何したって言うんだよ、

止まらない血が口からも溢れ出る




咳き込みながらもそう言うと師匠が手を止めた

ナツキ
俺が何をしただと…?
ナツキ
あなた
ナツキ
いや、嘘鬼(ウソツキ)
ナツキ
この4人はお前のせいで…





嘘鬼(ウソツキ)……俺が、嘘鬼(ウソツキ)





どうして忘れてた





その通りだ





じゃああいつらの人生を滅茶苦茶にしたのは

あなた
俺のせい…

意識がどんどん沈んでいく




暗く、深い




ギリギリと傷口を握る手に力がはいる




痛い




痛くて堪らない




なのに手が止まらない




ついに俺の手は傷口を抉り、血走った目をあいつら……仲間だった者に向けた




からだのいうことがきかない




あぁシニタイナア





_ルビーside_




傷口を抑え、泣きながらぶつぶつと何かを呟くあなたに、心が抉られていく




これが最前の策なんだよな、ナツキ


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_回想_

ナツキ
今は正気を保っているが、もう時期に動き出す
ルビー
どういうことだ
ナツキ
あなたは昔から自傷行為がつくづく派手だからなぁ…((ボソッ
ザキ
自傷行為…?
ナツキ
あぁ。
ナツキ
簡単に言えば、あいつが貯めた闇が放出される
ナツキ
自分のことが憎くて堪らなくなったとき、それは現れる
ザキ
…嘘鬼(ウソツキ)
ナツキ
そうだ、
ナツキ
これ以上、闇を放置すると危ない
ルビー
あなた1人に俺ら4人が…いや、ここの軍全体が負けるはずないだろ
ナツキ
甘い
ナツキ
あんたらだけじゃなく、何の罪もない住人が死んでしまうかもしれない
ナツキ
あの日…あんたらの人生が壊れた日…
ナツキ
あれは全部嘘鬼(ウソツキ)がキッカケでしょう?

キラの両親を殺したのは嘘鬼(ウソツキ)




ザキの船を滅茶苦茶にしたやつが来たキッカケも嘘鬼(ウソツキ)




紫霊の両親の会社の経営が怪しくなったのも嘘鬼(ウソツキ)のせい




ルビーからナツキが離れ、家族が滅茶苦茶になったキッカケも嘘鬼(ウソツキ)
キラ
ッ…でも、!!
キラ
あいつが…そんなこと…するわけ、
ザキ
あぁ、もっと出来ることは色々、
ナツキ
無いんだよ
ナツキ
残念だけど
ナツキ
ね、あなたを殺すの手伝ってくれるよね?
ナツキ
ルビー。

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