第6話

第3話 シッテムの箱
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2025/03/28 02:41 更新
前回までのあらすじ
仮面ライダーガヴ、井上ショウマは街で暴れている
ビターガヴを止める為、
仮面ライダーヴラム、ラキア・アマルガと共に
ビターガヴを止める為に戦う。
二人がビターガヴに苦戦している最中、
突如空中に謎の穴が出現し、
ショウマを吸い込んでしまう。
ショウマが目を覚ますと、そこは学園都市
キヴォトスという場所だった。
そしてそこで出会った、『七神リン』に出会い
なんやかんやあってシャーレを奪還するために
ユウカ達は不良生徒達と戦う。
その時、突如エージェントが現れ、ユウカ達を
攻撃する。ショウマは生徒を、
そしてキヴォトスを守る為に
仮面ライダーガヴに変身し、エージェントと戦う!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
いくぞ…..!
ダッ!!
バッ!!
エージェントはガヴに向かって走りだすが、
ショウマが構えると、エージェントは動きを止め、
様子を見る
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
はぁ!(パンチ)
はぁ!(キック)
エージェント
エージェント
ふん!(腕を振る)
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
くっ、はぁっ!(キック)
エージェント
エージェント
ふん!(バンx3)
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
ぐっ!
エージェントの銃弾が当たり、
ガヴのアーマーが剥がれる
火宮チナツ
火宮チナツ
!装甲が…
エージェント
エージェント
ふん!(キック)
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
くっ…(回避)
はっ!(キック)
エージェント
エージェント
っ!
エージェント
エージェント
ふん!(パンチ)
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
ふっ!(回避)
(近くのゴチゾウを拾う)
グミ!
EATグミ!EATグミ!
ポッピングミ!ジューシー!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
うぉぉぉっ!(装甲が治る)
守月スズミ
守月スズミ
装甲が治った!?
エージェント
エージェント
ふっ!
ダッ!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
うぉぉぉぉっ!!
エージェントはガヴに向かってくるが、
ガヴはお腹から剣型の武器…『ガヴガブレイド』を
勢いよく出し、エージェントを吹き飛ばした。
エージェント
エージェント
ぐあっ!
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
お腹?から剣が出て来た!?
火宮チナツ
火宮チナツ
ど、どういう仕組みなんでしょうか…
狐板ワカモ
狐板ワカモ
ふむ…なかなか面白い余興ですわね
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
ワカモ!
不良生徒達
不良生徒達
おい、テメェら!
私達を忘れてんじゃねぇ!
ダダダダダダッ!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
!くっ!(回避)
エージェント
エージェント
ふっ!(回避)
ガヴは不良生徒達の銃撃を躱し、ユウカ達の元に
着地する。
火宮チナツ
火宮チナツ
先生!
守月スズミ
守月スズミ
みなさん、私達も戦いましょう
羽川ハスミ
羽川ハスミ
先生、周りの不良生徒達は
私達にお任せを。
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
先生はアイツらを!
ガヴにそう言い終えると4人は再び不良生徒と制圧し始める
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
..…!みんな、ありがとう!
ガヴはパンチングミゴチゾウを取り出し、
ガヴにセットした。
グミ!
EATグミ!EATグミ!
パンチングミ!
羽川ハスミ
羽川ハスミ
アームが付いた…
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
いくよ!




狐板ワカモ
狐板ワカモ
余興が盛り上がってきたところですが…
私はここまでにさせていただきます。
狐板ワカモ
狐板ワカモ
後は皆さんにお任せしますわ
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
あっ!コラー!
逃げられる前に追うわよ!
羽川ハスミ
羽川ハスミ
いえ、私達の目的はあくまでシャーレの奪還、ここまでの深追いは不要です。
羽川ハスミ
羽川ハスミ
それより、このままシャーレまでの道を開くべきです
火宮チナツ
火宮チナツ
それと、先生を置いていくわけにも
いきません
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
…確かに、まぁいいわ、あいつを
追うのは私達の役目じゃないってことね
守月スズミ
守月スズミ
敵勢力の減少を確認しました
羽川ハスミ
羽川ハスミ
なら、このまま制圧しましょう
ーーゴゴゴゴゴ…
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
この音は…
火宮チナツ
火宮チナツ
気をつけてください、巡航戦車です…!
ゴゴゴゴゴ!
羽川ハスミ
羽川ハスミ
クルセイダー1型…!
私の学園の正式戦車と同じ型です
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
不法に流通されたものに違いないわ!
つまりガラクタってことよ、
私達で壊しちゃいましょう!



仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
はぁ!(ドゴ)
たぁっ!(ドゴ)
エージェント
エージェント
ぐあっ!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
はぁーっ!!(ドゴッ!)
シュワッ!
エージェント
エージェント
ぐああっ!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
よし!
CHARGE ME!x2
CHARGE ME!x2
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
はぁーっ…!
イヤァーッ!!
ガヴは必殺技の構えを取り、ボタンを押す。
するとエージェントの周りに泡状のエネルギーが
配置される。するとエネルギーがパンチ状になり、
エージェントを向かって攻撃を始める。
エージェント
エージェント
ぐっ!ぐあっ!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
はぁ!(ジャンプ)
パンチングミパンチ!
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
はぁーっ!!
ムニッ!
エージェント
エージェント
ぐあああっ!!
ドゴォォォォン!!
ゴチゾウ達
ゴチゾウ達
ホニョオ〜(昇天)
仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ
よし…!
ガヴがエージェントを撃破すると同時に、
4人も不良生徒の制圧を終える
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
やったぁ!私達の勝ちね!
井上ショウマ
井上ショウマ
みんな、大丈夫だった!?(変身解除)
火宮チナツ
火宮チナツ
ええ、おかげさまで
守月スズミ
守月スズミ
先生のおかげです
羽川ハスミ
羽川ハスミ
こちらもあらかた片付けました
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
一人であんな怪物を倒しちゃうなんて…
さすが、連邦生徒会長が選んだ方な
だけありますね
井上ショウマ
井上ショウマ
みんなその連邦生徒会長?って人のこと
慕ってるんだね!
井上ショウマ
井上ショウマ
そんな人に選ばれるなんてなんだか
すごいことなのかな?
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
先生も充分すごかったですよ!
七神リン
七神リン
シャーレの部室、奪還完了ですね
井上ショウマ
井上ショウマ
!リン
リンから、奪還が完了したという通信が入る。
七神リン
七神リン
私も、もうすぐ到着予定です。
先生、地下の建物で会いましょう。
井上ショウマ
井上ショウマ
分かった、先に入ってるよ!
そして通信を切った後、建物に入り地下へと向かう
ショウマ。電気も付いていないような暗い場所から
声が聞こえてくる。
狐板ワカモ
狐板ワカモ
うーん…これが一体なんなのか、
まったく分かりませんね。
これでは怖そうにも…
井上ショウマ
井上ショウマ
誰かいる…..?
(あれって確か…ワカモだっけ?)
狐板ワカモ
狐板ワカモ
…..あら?
井上ショウマ
井上ショウマ
こんにちは、
どうしてこんな所にいるの?
狐板ワカモ
狐板ワカモ
あら、あららら…
狐板ワカモ
狐板ワカモ
…..
井上ショウマ
井上ショウマ
ねぇ、ここで何をしてーーー
狐板ワカモ
狐板ワカモ
あ、ああ…..///
井上ショウマ
井上ショウマ
?どうしたの、大丈夫?
狐板ワカモ
狐板ワカモ
し、し…..
狐板ワカモ
狐板ワカモ
失礼いたしましたーー!!
ワカモは何故か、この場から逃げ去ってしまった
井上ショウマ
井上ショウマ
?何だったんだ…..?
その出来事にショウマは困惑していた
七神リン
七神リン
お待たせしました、先生
井上ショウマ
井上ショウマ
!あぁ、リン
七神リン
七神リン
…..?何かありましたか?
井上ショウマ
井上ショウマ
ううん、何でもないよ。気にしないで
七神リン
七神リン
…..そうですか。ここに、連邦生徒会長
の残したものが保管されています。
そう言って、リンは引き出しの一つからある物を
取り出した。
七神リン
七神リン
…..幸い、傷一つなく無事ですね…
こちらを受け取ってください。
井上ショウマ
井上ショウマ
これって….確かタブレット…だっけ?
七神リン
七神リン
はい。これが、連邦生徒会長が先生に
残した物…..『シッテムの箱』です
井上ショウマ
井上ショウマ
シッテムの箱…..?
井上ショウマ
井上ショウマ
(なんだか聞いたことがあるような…)
七神リン
七神リン
普通のタブレットに見えますが、
実は正体のわからない物です。
七神リン
七神リン
製造会社も、OSも、システム構造も、
動く仕組みの全てが不明
井上ショウマ
井上ショウマ
それ、大丈夫なの?
七神リン
七神リン
…大丈夫なはずです。連邦生徒会長は、
この『シッテムの箱』は先生の物で、
先生がこれでタワーの制御権を
回復させられるはずだと言っていました
井上ショウマ
井上ショウマ
これひとつでそんなことができるんだ…
七神リン
七神リン
私達では起動すら出来なかったもの
ですが、先生ならこれを起動させられるのでしょうか、それとも
井上ショウマ
井上ショウマ
何事もやってみなくっちゃわかんないよ。それに、君達に尊敬されてる人がわざわざ俺に託したんだ、
きっと上手くいくよ!
七神リン
七神リン
…そうですね。私が出来るのはここまでです。ここから先は、先生に
全てかかっています。
七神リン
七神リン
邪魔にならないよう、隠れています。
井上ショウマ
井上ショウマ
うん、任せて!
そう言って、リンはショウマから離れていき、
残されたショウマはシッテムの箱を起動させる
『Connecting to the Crate of Shittim…』
『システム接続パスワードをご入力ください』
井上ショウマ
井上ショウマ
パスワード…?
無事に起動はできたものの、パスワード入力を
求める文字が画面に表示される。
だが、今初めてこのシッテムの箱に触れた
ショウマに分かるはずがなく…
井上ショウマ
井上ショウマ
って言われてもーーーん?
はずだったのだが、ショウマは突如として脳裏に
浮かんできた言葉をシッテムの箱へと入力していく…










『…..我々は望む、七つの嘆きを。

 …..我々は覚えている、ジュリコの古則を。』










すると…
『…..。
 
 接続パスワード承認。

 現在の接続情報者は井上ショウマ、
                確認できました』
パスワードは合っていたようで、
ショウマが接続者であるという文字が表示された。
『『シッテムの箱』にようこそ、ショウマ先生』
井上ショウマ
井上ショウマ
っ!誰ーーー
そして、ショウマを呼ぶ声が聞こえた次の瞬間…..
『生体認証及び認証書生成のため、
メインオペレートシステムA.R.O.N.Aに
                変換します』
井上ショウマ
井上ショウマ
!?
あっという間にショウマの視界は白く染め上がり…..










井上ショウマ
井上ショウマ
……..!ここは…?
ショウマが目を開けると、床が水浸しになっている
教室のような場所に立っていたのだ。
だが、その場所は一部の壁や天井が壊れており、
そこからは雲一つない青空が広がっていた。
井上ショウマ
井上ショウマ
教室…?にしてはボロボロだけど…
ショウマは辺りを見渡すと、机に突っ伏して
ぐったり寝ているひとりの女の子を見つける
アロナ
アロナ
くううぅぅ…..Zzzz…くううぅぅ…..Zzzz
井上ショウマ
井上ショウマ
(小さい子だ…寝てるのかな?)
アロナ
アロナ
むにゃ、カステラにはぁ…
いちごミルクより…
バナナミルクのほうが…
くうぅぅぅ…Zzzz
アロナ
アロナ
えへへっ…まだたくさんありますよぉ…
井上ショウマ
井上ショウマ
(お菓子が好きなのかな?
気持ち良さそうに寝てるけど…
起こさないと…)
井上ショウマ
井上ショウマ
おーい、起きてくれない?
声をかけるもその子はピクリともせず、
続いていびきをかいている。
更にショウマは少女の肩を軽く揺らす
アロナ
アロナ
…うぅぅぅんっ
ようやく、水色の髪をした頭がむくりと起き上がる
アロナ
アロナ
むにゃ…..ん、もう…..ありゃ?
ありゃ、ありゃりゃ…..?
アロナ
アロナ
え?あれ?あれれ?
せ、先生!?
井上ショウマ
井上ショウマ
あ、起きた?ごめんね、
起こしちゃって…
アロナ
アロナ
この空間に入ってきたっていうことは、
ま、ま、まさか
井上ショウマ先生…..?!
井上ショウマ
井上ショウマ
あれ?俺のことわかるんだ。
俺は君のこと知らないんだけど…
君って誰なの?
アロナ
アロナ
う、うわああ!?
そ、そうですね!?
もうこんな時間!?あわわわ…
井上ショウマ
井上ショウマ
大丈夫!?ゆっくりでいいから!
落ち着いて、ほら深呼吸して!
アロナ
アロナ
そ、そうですね!
すぅー…はぁー…
目の前の少女は、しばらくして落ち着いた後…
アロナ
アロナ
私は『アロナ』!このシッテムの箱に
常駐しているシステム管理者であり、
メインOS、そしてこれから先生を
アシストする秘書です!
井上ショウマ
井上ショウマ
俺の…秘書?君が?
先生になったら秘書がもらえるのかな?
アロナ
アロナ
やっと会うことができました!
私はここで先生をずっと、
ずーっと待っていました!
井上ショウマ
井上ショウマ
そうなんだ。それで待ちくたびれて
寝ちゃってたんだね。
アロナ
アロナ
あ、あうう…も、もちろん
たまに居眠りしたり
したこともあるけど…
井上ショウマ
井上ショウマ
とにかく、
これからよろしくね、アロナ!
アロナ
アロナ
はい!よろしくお願いします!
それと、まだ身体のバージョンが低い
状態でして、特に声帯周りの調節が
必要なのですが…
アロナ
アロナ
これから先、頑張って
色々な面で先生の事を
サポートしていきますね!
井上ショウマ
井上ショウマ
ありがとう、助かるよ!
俺はまだここのこと全然知らない
からさ、頼りにさせてもらうね!
アロナ
アロナ
任せてください!
あ、そうだ!
アロナ
アロナ
ではまず、形成式ではありますが、
生体認証を行います♪
井上ショウマ
井上ショウマ
?生体認証って?
アロナ
アロナ
はい!
そう言いながら、ショウマに人差し指を向けてくる
アロナ
アロナ
少し恥ずかしいですが…
さぁ、この私の指に、
先生の指に当ててください。
ショウマはアロナに言われた通りに、
自身の人差し指に当てる
井上ショウマ
井上ショウマ
こんな感じ?
アロナ
アロナ
ありがとうございます。
うふふっ、まるで指切りして
約束するみたいでしょう?
井上ショウマ
井上ショウマ
確かに、でもちょっと恥ずかしいね…
アロナ
アロナ
実は、これで生体情報の
指紋を確認するんです!
井上ショウマ
井上ショウマ
そんなことできるの?
アロナはすごいなぁ
アロナ
アロナ
えっへん!画面に残った指紋を
目視で確認するのですが…
すぐ終わります!
こう見えて目は良いので!
アロナ
アロナ
どれどれ…
アロナはそう言うと、ショウマの人差し指が
触れていた場所を見つめ始める。
アロナ
アロナ
うう…
アロナ
アロナ
(うーん…よく見えないかも…)
アロナ
アロナ
(まぁ、これでいいですかね?)
井上ショウマ
井上ショウマ
…なんだか、
難しい顔してるけど、大丈夫?
アロナ
アロナ
ええっ!?そんなことないですよ!
決して適当にやったりはしてないです!
井上ショウマ
井上ショウマ
そう?なら、いいけど…
アロナ
アロナ
あっ、そう言えば、
先生はどうしてここに…?
かくかくしかじか…








アロナ
アロナ
なるほど…先生の事情は
大体わかりました。
アロナ
アロナ
連邦生徒会長が行方不明になって、
そのせいでキヴォトスのタワーを
制御する手段がなくなった…
井上ショウマ
井上ショウマ
そうなんだよ。
それと、一つ聞きたいんだけど、
みんなが言う連邦生徒会長って
どんな人なの?
アロナ
アロナ
私はキヴォトスの情報の多くは
知っていますが…連邦生徒会長に
ついてはほとんど知りません。
アロナ
アロナ
彼女が何者なのか、
どうしていなくなったのかも
…お役に立てず、すみません。
アロナ
アロナ
…ですが、サンクトゥムタワーの問題は
私が何とか解決できそうです
井上ショウマ
井上ショウマ
おお!さすがアロナ!
じゃあ頼むよ
アロナ
アロナ
はい、分かりました。
それではサンクトゥムタワーの
アクセス権を修復します!
少々お待ちください!
ウィイイイン…
静かな機械音と共に、タワーに光が灯る
アロナ
アロナ
サンクトゥムタワーの
admin権限を取得完了…
アロナ
アロナ
先生。サンクトゥムタワーの制御権を
無事に回収できました。
今、サンクトゥムタワーは、
私アロナの統制下にあります。
井上ショウマ
井上ショウマ
おお!やっぱりすごいな、アロナは
アロナ
アロナ
今のキヴォトスは、先生の支配下に
あるも同然です。先生が承諾さえ
してくだされば、サンクトゥムタワーの
制御権を連邦生徒会に移管できます。
アロナ
アロナ
でも…大丈夫ですか?
連邦生徒会に制御権を渡しても…?
井上ショウマ
井上ショウマ
大丈夫だよ、
リン達はきっといい子だし。
それと俺がその制御権を持ってても
どうなるかわかんないしね…
アロナ
アロナ
分かりました。
これよりサンクトゥムタワーの
制御権を連邦生徒会に移管します!








七神リン
七神リン
…..はい、分かりました
カチャ
七神リン
七神リン
サンクトゥムタワーの制御権の確保が
確認できました。これからは
連邦生徒会長がいた頃と同じように、
行政管理を進められますね。
井上ショウマ
井上ショウマ
良かった!役に立てたなら嬉しいよ!
七神リン
七神リン
お疲れ様でした、先生。
キヴォトスの混乱を防いでくれたことに
連邦生徒会を代表して
深く感謝いたします。
七神リン
七神リン
ここを攻撃した不良達と
停学中の生徒達については、
これから追跡して討伐いたしますので、
ご心配なく
井上ショウマ
井上ショウマ
(討伐って…)
七神リン
七神リン
それでは『シッテムの箱』は
渡しましたし、私の役目は…..あっ
井上ショウマ
井上ショウマ
…..?まだ何かあった?
七神リン
七神リン
はい、もう一つありました。
私についてきてください。
連邦捜査部『シャーレ』を
ご紹介いたします








七神リン
七神リン
ここがシャーレのメインロビーです。
七神リン
七神リン
長い間空っぽでしたけど、ようやく
主人を迎えることになりましたね。
そう言ってリンは部屋のドアを開ける
七神リン
七神リン
そして、ここがシャーレの部室です。
ここで先生のお仕事を始めると
良いでしょう。
井上ショウマ
井上ショウマ
そういえば…仕事って具体的に
何をすればいいの?
七神リン
七神リン
そうですね…シャーレは、
権限だけはありますが、
目標のない組織なので、
特に何かをやらなきゃいけない…..
という強制力は存在しません
井上ショウマ
井上ショウマ
目標がない?
七神リン
七神リン
はい、キヴォトスのどんな学園の
自治区にも自由に出入りでき、
所属に関係なく、先生が
希望する生徒達を部員として加入させる
ことも可能です。
七神リン
七神リン
もし書類仕事などが苦手でしたら、
お手伝いの生徒を呼ぶのにいいかと
井上ショウマ
井上ショウマ
そんなことまでできるんだ!
手伝ってくれる人がいてくれたら
俺も助かるな!
七神リン
七神リン
面白いですよね。調査部とは
呼んでいますが、その部分に関しては、
連邦生徒会長も
特に触れていませんでした。
七神リン
七神リン
つまり、何でも先生が
やりたいことをやっていい…..
ということですね。
井上ショウマ
井上ショウマ
結構自由な感じなんだ。
難しいことはわからないから助かるよ。
やりたいことは…これから探して見るよ
七神リン
七神リン
…..本人に聞いてみたくても、
連邦生徒会長は相変わらず
行方不明のまま。私達は彼女を
探すのに全力を尽くしているため、
キヴォトスのあちこちで起きる問題に
対応できるほどの余力はありません。
井上ショウマ
井上ショウマ
やっぱり、みんな大変なんだ…
七神リン
七神リン
今も連邦生徒会に寄せられてくる
あらゆる苦情…..支援物資の要請、
環境改善、落第生への特別授業、
部の支援要請などなど…
もしかしたら、時間が有り余っている
『シャーレ』なら、この面倒な苦情の
数々を解決出来るかもしれませんね
七神リン
七神リン
そのあたりにに関する書類は、
先生の机の上にたくさん
置いておきました。
気が向いたらお読みください。
全ては先生の自由ですので。
井上ショウマ
井上ショウマ
うん、わかった。
みんなの役に立つため
俺、頑張るよ!
七神リン
七神リン
ありがとうございます。
今度こそ、私の役目は終わりました。
それでは、ごゆっくり。
七神リン
七神リン
必要な時には、またご連絡いたします
井上ショウマ
井上ショウマ
うん、またね!リン
二人は別れを告げ、リンはシャーレを後にした
井上ショウマ
井上ショウマ
そうだ!みんなにお礼しなきゃ!
そう思い立つとショウマは急いで
シャーレの出入り口へと向かっていった
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
あ、先生!
ちょうど今、サンクトゥムタワーの
制御権が連邦生徒会に戻ったのを
確認したところです。
羽川ハスミ
羽川ハスミ
ワカモは自治区に逃げてしまいました
が、すぐに捕まるでしょう。
あとは担当者に任せました。
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
お疲れ様でした、先生。
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
先生の活躍、もうSNSで
話題になっていますよ
井上ショウマ
井上ショウマ
え、もう?
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
ほら
ユウカはそう言って、スマホの画面を見せてくる。
そこには…..
井上ショウマ
井上ショウマ
これって…
先ほどの出来事が記事が表示されており、
おもにショウマのことを中心に書かれていたのだ。
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
これなら、キヴォトスの全土に
先生の活躍が広まるのも
時間の問題ですね
羽川ハスミ
羽川ハスミ
これでお別れですが、近いうちにぜひ、
トリニティ総合学園にいらしてください
羽川ハスミ
羽川ハスミ
もしよろしければ連絡の方を…
井上ショウマ
井上ショウマ
そうだね、この先
何かあるかわからないしね!
この後、みんなのモモトークの連絡先を交換した
ショウマだった。
火宮チナツ
火宮チナツ
私も、風紀委員長に
今日のことを報告し戻ります。
ゲヘナ学園にいらっしゃった時
は、ぜひ訪れてください。
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
ミレニアムサイエンススクール
に来てくだされば、またお会いできる
かも?先生では…..あ、あと…..
井上ショウマ
井上ショウマ
早瀬ユウカ
早瀬ユウカ
次に会う時には…..
あの姿のこととか、色々
聞かせてもらいますからね?
ユウカがそう言うのと同時に、
各々が自身の学園へと戻っていく。
ショウマはみんなを見送った後、
シャーレへと戻っていった。










つづく!

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