第2話

2話 受け入れたくない事実
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2024/06/24 10:14

翌日、俺は国見ちゃんに影山のことを聞いてみた。
国見ちゃんは俺が中学の時の後輩であり、飛雄の同級生である。
少しでも飛雄について聞ければ良いな
及川 徹
及川 徹
国見ちゃん〜!
国見 英
国見 英
何ですか、クソ…及川さん
及川 徹
及川 徹
今クソ川って言おうとしたよね??
国見 英
国見 英
聞き間違いだと思います。
嘘だ、絶対言おうとしたよね国見ちゃん?
まぁ、今回は許してあげよう
国見 英
国見 英
で、何ですか?
及川 徹
及川 徹
飛雄のことなんだけど、
国見 英
国見 英
ああ、影山っすか?
及川 徹
及川 徹
そう
及川 徹
及川 徹
ちょっと聞きたいことがあって


___

___

___


俺はどうして影山が青葉城西に来なかったのか、聞いてみた。
国見ちゃん曰く、飛雄は、、、





俺が居たから、青葉城西に来なかったんだ。___

詳しく聞けば、また中学の時みたいなことになると思ったのだとか、

最悪だった。
あり得なかった。
信じたくなかった。
ただ複雑な、心に何かが引っ掛かった。
及川 徹
及川 徹
もう、自業自得じゃん、、、っ、
及川 徹
及川 徹
飛雄、、

離したくない
離れて欲しくない




ほんの少しの距離。
たかが高校が違うだけ。
同じ国、同じ県、それなのに、


分厚い壁のような距離を感じる。





___

___

___



ある日、また飛雄に会った。
その時に俺は決めたんだ。


俺が、________



及川「…………
影山「ぉ、及川さんっ、…!?、」




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