第63話

ー喧嘩上等ー
112
2024/05/06 00:13
あなた『太宰さん…?』
太宰『一寸待って呉れ…あなたちゃん。』
『君は何しに行こうとしてるのかな…??』
あなた『え、否、?少し外に?』
太宰『い…今何時か解ってるのかい!?』
『夜中だよっ!』
『し、か、も、ッ!』


『マフィアの首領に狙われているのだよ!?』
『もう少し危機感を持ちたまえ!!』
あなた『少し外に出掛けるくらいで大袈裟な…』
太宰『そんなに外に出たいのなら…』


『私が付いていく!』


『それなら良いよ!』
あなた『太宰さんとですか…?』
『……えぇ?』
太宰『そんなに厭かい!?』
あなた『…まぁ少し。』
太宰『辛辣っ!!!』
----
あなた『こ、こんな山奥に何の用なんですかぁ…?』
太宰『ん~?もうすぐ着くよ~♪』
あなた『…?』
『あんなところに小屋が。』
太宰『彼処に行こうか。』
あなた『ぇ?えぇ…?太宰さぁん!』
『何か…やけに人の視線感じませ…』
カチャリ
あなた『ヒョエッ!』
『えっ…えッ…!?』(泣
『な、何ですか貴方達…!』
『お散歩中の一般市民に武器をむけるなんて…』
太宰『…』
あなた『だ…太宰さん…?』
太宰『大丈夫だよ、あなたちゃん』
『私を信じたまえ。』
あなた『、…はぃ。』
上からドンッと云う衝撃が遣ってくる。
あなた『わッ…!』(泣
太宰『おっと…大丈夫かい?あなたちゃん、』
『少し私の後ろに隠れていると良い。』(ニコッ
あなた『は、はいッ…』
???『云っておくがなぁ太宰!!』
『これが終わったら次は手前だからな!?』
太宰『はいはい、』


『チビが何か云っても聞こえないよ~』
中原『手前、殺すッ!!!💢』
あなた(んえッ…中原さんもいらっしゃるんですか)
(また喧嘩になる…胃が痛い…)(泣
----
中原『次は手前だ太宰!💢』
太宰『は‐い、Stop中也良いのかい?』(ニコッ


『私が死んだらこの子も道連れにしちゃおうかな』


『まぁ其も本望だけどね~♪』
あなた『わっ…』


『えッ…殺されちゃうんですか私!?』(泣
太宰に優しく腕を引っ張られ前のめりになるあなた。
中原『なッ…!?あなたを使うのは卑怯だろッ…』
『ていうか…手前わざとあなたを隠してたな!?』
太宰『さぁね~何の事だろ?』(ニコニコ
あなた『お、御二人ともぉ』


『喧嘩は宜しくないかと』(泣
太宰『其もそっか、御免ねあなたちゃん♡』
中原『チッ…あなたが居て命拾いしたな太宰。』
太宰『其は此方の台詞だよ、中也。』
バチバチッ
あなた(もう、矢駄此の二人)(泣

プリ小説オーディオドラマ