今回はかなり個性的で面白い参加者が多い。
しかし、面倒くさいのはそのおかげで議論が進まなそうなことだ。
特にホホジロさんとはじめさん。そして、幻想郷から来たと自称しているあの3人。
人数は14人だが、果たしてこれはどうなるのだろうか。
嫌な予感しかしない。………確実に勝利を掴まなければいけにいのに。
そこには、特殊ルールの書いてあるファイルが入っていた。
特殊ルール:獅子身中の虫探し
・参加者の中に2人「ニセ参加者」が紛れている。・ニセ参加者は本物の参加者のクローンである。よって、その参加者がとる言動を行う。・ニセ参加者は陣営関係なく紛れ込んでいる。同陣営に2人いても問題はない。・ニセ参加者である狼および吸血鬼がその陣営で残り1人として生き残った場合、逃げ切ったとしてニセ参加者の勝利となる。ペナルティは狼陣営および吸血鬼陣営の勝利と同じである。・ニセ参加者は、議論時間に退場しても、その内訳を知られることはない。・ニセ参加者は、占い師および霊媒師に占われても見破られることはない。
・参加者は、投票後に「ニセ参加者探し議論時間」を設けらる。一定の議論のあと、生存している参加者を1人選び、最多得票を獲得したその参加者がニセ参加者の場合、ニセ参加者が陣営を明かされて退場する。・本物の参加者だった場合、その参加者の名は公表されず、「失敗」というかたちで終了する。最多得票者は退場しない。・ニセ参加者探し議論時間の禁止事項は、普通の議論時間と変わらない。
ニセ参加者が紛れている。これはかなり厄介だ。
勝利陣営が確定したときに生き残っていたら勝利の吸血鬼、それに追加して村人陣営にいるかもしれない第2の吸血鬼陣営である、ニセ参加者。
…………仮に参加者2人が村人陣営、かつ吸血鬼が村人からなった場合に勢力はおそらくこうなる。
カムフラージュがあり、ニセ参加者が協力する可能性も捨てきれないが、村人5、狼5、吸血鬼2、ニセ参加者2、となってしまう。
村人陣営に不利すぎる。………どうにかして、昼のゲームで覆すしかない。
すると新しいルールフォルダが入った。
昼のゲーム:幻想ショットアクティブ
・参加者は昼のゲーム開始時に、指定された能力を配布される。この能力は、参加者ごとに異なる。・参加者は、参加者ごとに「敵」が配置されたエリアに移動し、戦闘する。1番撃破をした参加者とランダムに選ばれた参加者が報酬を獲得できる。・報酬は、「誰かの能力を奪う」「誰かの能力を2倍にする」のどちらかである。・参加者が使えるのは、配布された能力と、己の実力である。・昼のゲーム内では物の破壊は禁止事項違反とはしない。
そこには、参加者全員分の能力が載ってあった。
黄緑院ホホジロ
→「人形を操る程度の能力」
スペルカード:「乙女文楽」
望月琉叶
→「踊ることで生命力を引き出す程度の能力」
スペルカード:「バンブークレイジーダンス」
菖蒲野クラゲ
→「心を読む程度の能力」
スペルカード:「テリブルスーヴニル」
紅葉葵智理
→「老いることも死ぬこともない程度の能力」
スペルカード:「月のいはかさの呪い」
一一
→「死体を持ち去る程度の能力」
スペルカード:「ゾンビフェアリー」
花園すみれ
→「時間を操る程度の能力」
スペルカード:「ミスディレクション」
壁那矢ヒトデ
→「闇を操る程度の能力」
スペルカード:「ムーンライトレイ」
華木犀玲弥
→「火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力」
スペルカード:「アグニシャイン」
星影唯月
→「奇跡を起こす程度の能力」
スペルカード:「グレイソーマタージ」
博麗霊夢
→「空を飛ぶ程度の能力」
スペルカード:「夢想封印」
霧雨魔理沙
→「魔法を使う程度の能力」
スペルカード:「マスタースパーク」
フランドール・スカーレット
→「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」
スペルカード:「クランベリートリップ」
黒宮ウサギ
→「千里先まで見通す程度の能力」
スペルカード:「レイビーズバイト」
銀条シャチ
→「境界を操る程度の能力」
スペルカード:「夢と現の呪」
確かにルールは意味が分からないし、能力も把握しきれない。
でも、やるしかない。………だって、ゲームで勝たないといけないから。
それが、私の歩む道なら反抗せずに立ち向かうしかない。



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。