第13話

【上白沢慧音編】♥︎10
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2024/12/07 13:44 更新



……今日も平和、明日も平和、あと昨日も平和。




そう思っていたら、ある日急に手紙が届いた。






───っ八雲紫。
大賢者、八雲紫!!!



藤原妹紅
……は?




上白沢慧音を堕としてください
あなたにしかできませんの2行に思わず冷静になってしまう。






いや、冷静にならないといけないんだ。





もう一度文を読み直してみるも、変わらない。


まったくもって変わらない。







藤原妹紅
なっ───。




こんなことが起きただなんて、輝夜はともかく慧音に相談できるわけがない。
私の相談相手は大体慧音だったのにな。






それでも、任されたからにはやるしかない。




しかも八雲紫からの依頼だし、しっかりと八雲紫となんだか察してしまう感じがする






……イタズラではない、よな?







もしこの手紙の約束を破れば、八雲紫に殺され……てか、なんで八雲紫が堕とせとかっ───!!!








上白沢慧音
……妹紅?
何の紙だ、それ───





がくん、と早速慧音がこちらを覗き込んでくる。



すごい勢いでバサリと反射的に紙を後ろに回した。
大丈夫?見られてな……っ。



上白沢慧音
なーに、隠すようなもの見てたのか

ニマニマと笑いながら慧音がこちらを見てくる。
いつもなら「もうっ」とか言って怒るのに、焦りすぎて何も言えない。



藤原妹紅
ち、がう、違う……
上白沢慧音
な、なんだ?
お前らしくないじゃん。妹紅


藤原妹紅
……いや。



別に、と妙に冷たい返答をして、紙を握りしめながら私は走り去った。




上白沢慧音
───……?

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