この世のヒト型の生物は、7割が人間、3割が吸血鬼でできていた。
6年前、いつどこで始まったのかもわからない、人間と吸血鬼というそれぞれの種族は対立し戦争をしていた。ある位の高い人間の貴族と吸血鬼の王は、そんな世界を混沌に陥れ民を苦しませた愚かな世界戦争を終結させた…表面上は。その戦争終結後は、'裏'での残酷な戦いが始まった。
はっきり言えば、人間は弱い。対して、吸血鬼は、生まれつき1人ひとつ、"魔法"を持つ。その魔法は生命を復活させるほどの強大なものから、洗濯物を一瞬で終わらせられるような日常的なものまで。その上、吸血鬼は最近になって日光という弱点を克服し、新月の夜、つまり月の出ていない夜に人間でいう、死を与えないと絶命しなかった。
それらによって、近年、吸血鬼による人間誘拐が勃発し始めた。理由は単純。自分達吸血鬼という種族を増やすためだ。貴族の吸血鬼には、魔法にプラスして、人間の首筋を噛むことによって、眷属を作れる。
その人間誘拐による抵抗か。人間側は国によって、"吸血鬼狩り"の組織を作った。
よぉし。初期設定としてはこんな感じでいいかな…
どーもぉ主でーっす!
またどっかのタイミングで内容変えるかもしれんけどその時はその時でよろしくお願いいたします!
閲覧ありがとうございました〜!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。