第6話

俺がまもってあげたい!!
603
2020/08/15 06:00
嘉将side
俺は葛藤したが、やっぱり、あなたちゃんのためを思い、教室に入ることにした。
キミの笑顔早く見たいな。
俺は教室に入った。
加納嘉将
加納嘉将
あなたちゃんっ!!
(なまえ)
あなた
え、嘉将君?どうしたの?
加納嘉将
加納嘉将
スマホ取りに来たの…
(なまえ)
あなた
…そっか。
加納嘉将
加納嘉将
と、あなたちゃんを助けに来た!
(なまえ)
あなた
え?私?
加納嘉将
加納嘉将
あのね、いじめっこがあなたちゃんと俺を閉じ込めようとしていたんだ。 
でも、あなたちゃんには怖い目に合わせたくないから…俺が守るから…
(なまえ)
あなた
…早く、出た方がいいよ。その方が身のためだよ。
加納嘉将
加納嘉将
…ほっとけないんだって!あなたちゃんのこと。
(なまえ)
あなた
なんで、私に構うの?
加納嘉将
加納嘉将
なんでって…
ガチャっ
加納嘉将
加納嘉将
封鎖されたか…マズいな。と思ったけど、あの人たちもバカだねぇw
(なまえ)
あなた
えっ?
加納嘉将
加納嘉将
窓、あるでしょ?低いところに。
(なまえ)
あなた
あっ…
加納嘉将
加納嘉将
さーてと、俺が先に出て開けるから待っててね。
(なまえ)
あなた
え、うん。
加納嘉将
加納嘉将
ほいっと。
クラスの女子
クラスの女子
はぁ!?
クラスの女子
クラスの女子
封鎖し忘れちゃった!?
加納嘉将
加納嘉将
さーてと,あなたちゃんも出てきな。
(なまえ)
あなた
う、うん。
加納嘉将
加納嘉将
よし、脱出成功。
クラスの女子
クラスの女子
っ‥。なんで!?
加納嘉将
加納嘉将
なんでってさ…窓。いつもの力で開いたよ?
クラスの女子
クラスの女子
ッ!
加納嘉将
加納嘉将
くだらないことをして、あなたちゃんの時間を奪ったこと、ちゃんと謝ってね?
クラスの女子
クラスの女子
っーーー!
クラスの女子
クラスの女子
もう行こっ!
加納嘉将
加納嘉将
待てよ。俺とあなたちゃんの時間を奪ったのに、なんか言うことねーのかよ?
クラスの女子
クラスの女子
…悪かったわね。
(なまえ)
あなた
か、顔あげてよ!別に私は怒ってないし!
加納嘉将
加納嘉将
あなたちゃんは優しすぎ。
自分の時間、あの人たちのせいでなくなったのに、それで済ませちゃうなんて。
(なまえ)
あなた
だって、そんなに責めることじゃないじゃん。 
嘉将君はさ、時間の使い方に無駄がないから、そんなに怒ると思うけど、私は全然大丈夫だし!!
加納嘉将
加納嘉将
…あなたちゃんは優しすぎるよ。自分にイヤなことされたのに、何にも怒らないなんて。
(なまえ)
あなた
優しくないよ。こんなの、本当の優しさなんかじゃないよ…
加納嘉将
加納嘉将
じゃあさ、あなたちゃんはなにが本当の優しさだと思うの?
(なまえ)
あなた
……言われるとわかんない。 
でも、何かされてすぐ怒るのはイヤだし、そんな簡単なことじゃ、本気になれないよ。 
少なくとも、イヤな人に何かされて、その人が謝ってくれたのに、許さないなんてことはしたくない。
これは優しさじゃなくて、ただの他人行儀のようなものだし。
加納嘉将
加納嘉将
そっか。まぁ、でも俺も少しは怒りすぎたかもね。
(なまえ)
あなた
そうやって、すぐ素直になれて、真面目なところ、嘉将君のすごくいいところだと思うよ。
加納嘉将
加納嘉将
そんなことないよ。俺、未来たち任せているから、急ぐね!それじゃあ、また明日!
(なまえ)
あなた
うん、また、明日ね。
次回!あなたちゃんが学校を休んでいる間に学校で起こっていたことって!?
お楽しみに!!
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