…僕は…黙り込んでしまった。手や足が震えているのがよくわかる。
目の前では、ローレンさんが必死に闘う…これが『接待』というものなのか…
少し悔しさが胸を痛めつける。
『こんな自分で役に立てるのか』…と。
否。自分は、 “役立たない道具” だ。
動きたい…助けたい。守りたい…。
なんにもせず、棒立ちをする自分に腹が立つ。
もう違う自分になりたいと…『役に立つ道具になりたい』と
辛そう…もう敵は、勝った気持ちでいるのだろう…
一歩…また一歩と…次第に走っていた。
一冊の本を持って…
目につけてた包帯が目のある方だけ解ける、
怖くない..そう、怖くないよ。
…私が望むのは…....。
本の中から一本の剣を出す。そしてその流れのまま…
血が…ぽたぽたと…剣が段々と鮮やかな赤く染まっていく。
もう覚悟が決まった…決まったから…それでも信じられない
吐き気がした。
…刺したはずの人は、跡形もなく血のたまりの上に…3冊の本があった。
僕は…その本を手に取って、そっと本棚にしまった。
私が持ってた本は…手放したくなくて今も持っている。
私の持ってた本の題名は…
『Unnamed Archives』…
『名前のない書庫』だった。
結構話が変わるが、それ以来『接待』の仕事も増え始めたころ…
そう独り言で言っていると、何かにぶつかりその場で体勢を崩し、倒れてしまう。
そこにいたのは、私の服によく似た女性…?がいた。
知らない人…だけど…招待状…持ってる気配もしない
じゃ…一体…??
そっか…補佐と指定司書しかないのかな~…って思ったけどフツーに司書っているんだな…
この人…仲良くなれそう…な気がした。
そう聞いた瞬間、奥からまた一人。ショートカットの男の人がこちらに歩いてきた。
誰がチワワだ、てか、犬に例えようとすんな()
少し怒りを覚えつつ、感情に出さず、ニッコリ微笑み返す
な、何だろこの気持ち…嫌な予感が…って、あれ、
そういえばキューバンさん居なくね??いつの間に…??
ここに…いる人は………結構ヤバい奴が多い………のかもしれない。



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。