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第28話

#28
あなたside

『なんで何の連絡もねーんだよ!めっちゃ心配したんだぞ!?』


電話に出るとすぐに、鼓膜が破れそうな程大声を上げる兄。


「…ごめんなさい、今度からはちゃんと連絡するね」


『うん、そうして。じゃあもう切るね』



手短に終わらせてくれたのもきっと兄なりの優しさだ。



「ごめん、お待たせ〜」


2人であーだこーだ言いながら材料を用意して、フレンチトーストを作る。



「え、めっちゃいい匂いしない?」


「え、するする。さっくんほんとに料理上手くなったね!」



小さなテーブルを挟んでフレンチトーストを頬張る。



「美味しいね、さっくん!」


「うん、美味しい…ね」



突然、さっくんがポロポロと泣き出した。