久しぶりに晩御飯を食べようと思ったものの
疲れて作る気にはならない
けれどこの人に任せる気にもならない
軽くお辞儀をしておく
一応話し相手ができて楽しかった
湯船に浸かってもゆっくりできない
ずっと頭の中で今日の反省会をして
辛くなって顔を浴槽に沈める
罪悪感がどんどん薄れてくる
変なところに水が入ってしまったらしい
もう体も髪も洗い終わったしはやく出よう…
出ていった音がしたのでお風呂から出て着替える
真逆まだ家にいたとは
普通に犯罪なのでは
浴室にも入ってきたし
申し訳ないけどプライバシーを守るためにはしかたない
《ガチャ…》
直後ふわっと香るオリーブオイルの匂い
お腹がぎゅるると鳴る
流石に小遣いが少なすぎる
月額1500円て
サブスクかよ
違う!まだぴちぴちぴちぴちぴち














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!