次の日
🍀 行ってきまーす
👩🦰 はーい
私はいつも通り家を出て、学校に行った。
私の学校はいわゆるお金持ち学校。
私はこの学校に行きたかったわけではないけど親が勧めるから仕方なく。
👧 おっはよー!
🍀 きゃっ
後ろから突っ込んできたのは親友のミンニョン。ミンニョン含め、この学校はもちろんお嬢様だらけ。
その時だった。
『TOP7が来たわよーーーー!』
\きゃあああああ/
物凄い歓声と共に女子が風の如く校門に集まった。
TOP7…ああ、昨日のテヒョンがいるよね…。
私はなるべく避けたくてバレないように歩いた。
つもりだった。
🐯 あ!
🐯 あなたおはよー!
思いっきり私に手を振る。
視線は私に集まる。
🍀 ば、あの馬鹿っ…!
私はミンニョンを置いて猛ダッシュで校内に入った。
👧 あ、ちょっと!あなたったら!
.
馬鹿、馬鹿馬鹿馬鹿。
あの馬鹿野郎。
私が敵に回されるじゃんかっ。
その時、後ろから男の人の声が。
🐥 あれ?君…そこで何してんの?
🍀 ひっ…
ジミンくん、だ。
🐥 そんな怖がらなくても~、てか君、テヒョンの婚約者なんだっけ?
🍀 あ…一応。
と言うと、ジミンくんは笑った。
🐥 一応ってㅋㅋ
🐥 一応じゃなくて、ちゃんと婚約者になってね?
🐥 テヒョンは君が大好きなんだから。
🍀 は、はぁ…
🐥 テヒョンなら4階の音楽室にいるよ、俺らの集まり場なんだ、行ってみる?
🍀 …はい。
猛ダッシュで逃げたものの、少し気になってしまう。
私はジミンくんに着いていった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!