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第4話

記憶 #3 (オリ)
317
2022/06/30 15:04
ある時迷い込んだ世界でひとり。
頼れるものもおらず絶望しきってきた彼の元にてをさしのべるものがいた。
アルセーヌ
みつけたよ。ノエル
暗くて怖い夜の空に星がみえた。
高尾ノエル
どうして僕はみんなと違うの?
彼自身もわかっていたらしい。
周りの人たちと何かが違うことに…
姿も変わらぬはずなのに同じとは思えない。
同じなど存在しないはずなのに
不安定な彼にはじめての友達をプレゼント。
2人もまた互いに違った。

異世界の子孫と意志を持ったコレクション
グッドストライカー
よろしくな!
とっても無邪気で人間のようだった。
アルセーヌは予感していた。
その身に何かが起こること。

予知できるコレクションなど必要なかった。
アルセーヌ
(いつか彼を導いてくれる存在が現れれば…)
アルセーヌは数多くのコレクションの中からひとつのコレクションに目をつけた。

星型の形をしたコレクション

それはまるで魔法使いの理想の杖
アルセーヌ
願いが叶いそうだね。
アルセーヌはそのコレクションをあらゆる力を使って進化された。

星型がダイヤルにと変わった。

あのコレクションのように意志を持たせた。

願いを注ぎダイヤルを回し閉じ込めた。
アルセーヌ
これは君と私だけの秘密だよ。
アルセーヌはしばらく経ったある夜の日
夜空へとそのコレクションを捧げた。
アルセーヌ
時が来た時、流れ星となってやってくるだろう。
高尾ノエル
アルセーヌ?なにしてたの?
アルセーヌ
なんでもないよ。ノエル
さぁ夜は長い屋敷に戻ろう。
これは 大怪盗と星となったコレクションの秘密の約束
彼の大切な人が消えたあの日から,
夜空にその輝く姿を見せていた。
すべてを失った彼の前に姿を表すのはきっと近い未来の話

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