第35話

28
770
2021/09/11 07:11 更新






記憶が戻ってから、帰った家は凄く懐かしく感じた。

また、元の日常に戻ると考えたらあの体験は味わえないのかぁ、と思った。
そもそも、あの体験って何だろ。ま、いっか。





あなた
久しぶりの我が家ー!
ゾム
俺、お嬢が帰ってきてくれて嬉しいっす
あなた
可愛いこと言うじゃん
ひとらんらん
あ、もうお昼…
ひとらんらん
作ってきますね
あなた
ひとらんありがとう






ひとらんの料理が出来るまで、ゾムと他愛のない話をしていた。

2、30分するとひとらんが「出来ましたよ」と声をかけてくれたので、テーブルへと足を運んだ。





あなた
ひとらんの料理って美味しそうだよね
ひとらんらん
ありがとうございます
ゾム
……
あなた
どうしたの、ゾム
ゾム
俺だって一応作れるわ!
あなた
じゃあ、晩御飯はゾムにお願いしようかな
ゾム
ゾム
任せとき






一応世話係ということもあり、ゾムも家庭科はできるらしい。
ただ、裁縫に時間がかかるらしいが。





あなた
じゃあ、いただきますしようか
ひとらんらん
そうですね、冷めちゃいますし
ゾム
せやな
あなた
いただきます
ひとらんらん
いただきます
ゾム
いただきます






私がいなかった時の話をしながら食べた。

ゾムが「ひとらんと食べる飯なんて味がせんかったわぁー」と笑いながら言うと、ひとらんがゾムの皿から残り1つの餃子を取り、口にほうばった。





ゾム
あ゛ー!!
ひとらんらん
お嬢、美味しいですか?
あなた
え、あぁ、美味しいよ?
ひとらんらん
よかったです
ゾム
おまっ、
あなた
……
あなた
あはは!!我慢できない!






楽しみながら、昼食を終えた。




夜になると、ゾムが作った料理が出てきた。ひとらんと比べると出来映えは少し悪かったが、味はよかった。





あなた
ふぅ、美味しかった
ゾム
よかったです
あなた
もうこんな時間か
ひとらんらん
さ、早くお風呂に入って湯冷めする前に寝ましょう






その後、お風呂に入り湯冷めする前に寝室に向かった。





あなた
じゃあ、寝るね
あなた
おやすみ
ひとらんらん
おやすみなさい
ゾム
おやすみなさい、お嬢






ベッドに飛び込むと疲れていたのか、すぐに眠りについた。










next

プリ小説オーディオドラマ