私が目を覚ますと
そこには、何も無い
辺りは、茶色のような白のような不思議な色で包まれていた
私は、辺りを見渡す
すると、見たくも無いものが目に映る
それは、私が中学生時代に体験した
『いじめ』
忘れるわけない.....毎日のように浴びせられた暴言
何かあれば、私を殴る
そして、何故か姿は見えないのに聞こえる
暴言....
『立花ちゃんってなんか、媚び売ってそうだよね~www』
『後~○○の好きな人奪ったらしいよ~』
『えぇ~最低~www』
『立花ちゃん、それウザいよ』
『ほんとに、私達と関わるの辞めてよね~www』
『ちょっと言い過ぎだよ~www』
膝と手が地面から動かないぐらい
絶望していた....するとポタポタと落ちる
あぁ、自分の涙か....
〘 あぁ、いつでも助けるぜ!〙
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。