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第8話

#7
78
2023/12/27 14:06
4人が撮影している間、何をしようか私は思い耽る。
ふと、テーブルに紙とペンがあるのが目に止まる。
あなた

(久々に絵描こうかな)

早速ペンを握って紙の上に滑らす。
絵を描くことは昔から好きだ。
特別上手い訳ではないが、自分の世界を形にできることは楽しい。
私は無意識にキヨ猫を描いていた。
あなた

おっなかなか上手いのでは?

あの独特な顔と歪んだ輪郭。
きちんと本家(?)に沿って且つ可愛く描ける絵師さん凄いなぁ。
あなた

あとはレトルトくんと〜ひなっちと〜ガッチさんのキャラ描いて〜

私は夢中になって絵を描いた。
紙はあっという間に埋めつくされた。





ガチャ
ドアが開く音で我に返った。
部屋に撮影を終えた4人が入ってくる。
あなた

お疲れ様!

ガッチマン
ありがとう〜
牛沢
おーす
キヨ
バカ疲れたわ
レトルト
ずっと待たせちゃってごめんね
レトさんは申し訳なさそうに眉を下げる。
あなた

んーん!絵描いたり猫ちゃんと戯れたりして楽しく過ごしてたよ!

レトルト
絵描いてたの?見たいな!
絵を描くレトさんが大きく反応する。
あなた

いいよ!上手くはないけど

私は笑ってレトさんに絵を見せる。
レトルト
えっめっちゃ上手いよ!可愛い!
レトさんは目をキラキラさせながら見る。
他3人も紙を覗き込む。
牛沢
あ、こむぎとひなっちいる〜可愛い
ガッチマン
おもち〜♡俺のキャラもいる!
キヨ
キヨ猫!?ははっこんな可愛く描けんのか
皆自分の家族にそれぞれ反応する。
キヨ
えっもう昼過ぎじゃん!?
ふと時計を見たキヨが大声を出す。
牛沢
確かに腹減った…
あなた

あっなんか作ろうか?
レトさんの台所借りるけど

私が立ち上がるとガッチさんがそれを制止した。
ガッチマン
んーん。ウーバーしよ!
レトルト
お、いいねー
ガッチさん優しい!!
私たちはそれぞれ好きな物を頼んだ。




ガッチマン
ねぇ、あなたちゃんの買い物行こうよ
ガッチさんが提案したのは、お昼を終えてくつろいでいる時。
ガッチマン
あなたちゃんのお洋服とかベッドないんでしょ?
キヨ
あーそうだな
あなた

行こう!

私は大賛成して立ち上がるが、頭上にあったキヨの拳に頭をぶつける。
キヨ
誰の金で買うと思ってんだ
あなた

イタァ…キヨさんのです…

牛沢
うわぁ、キヨ酷っ
レトルト
ね〜。女の子相手に
ガッチマン
それはないぜキヨ?
私が頭を抑えて痛みに耐えていると、他3人が私を囲む。
キヨ
当たり前のこと言っただけだろ?
レトルト
キヨくんが買うとは言ってないからね?
意地悪そうな笑みを浮かべるキヨにレトさんが口を挟む。
キヨ
え?
牛沢
そうそう。俺らが手分けして買えばいい話じゃん
キヨ
は?
ガッチマン
ということでキヨは1人でお留守番ね!
俺らはあなたちゃんと買い出し行くから
私は3人に連れられて行こうとする。
キヨ
…っおおい!待て待て行かないとは言ってねぇよ!
結局ドタバタと皆で行くことになった。
ふふっ。騒がしくて楽しいなぁ。

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