第93話

88.続・ヒーローインターン⑧
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2023/07/10 16:30 更新
2人の上に落ちる瓦礫を緑谷が黒鞭で掴み、爆豪が爆破で大きな瓦礫を破壊し、再び焦凍が氷結で崩落を止めた。あなたは女子高生1を抱えて、パワーアップして落ちてくる瓦礫を飛び避けた。

「い"っ……!!」
女子高生1「うわ……!!」

なんとか間一髪、4人の咄嗟の判断で潰されることなく済んだ。

焦凍「大丈夫か…?」
「だ、大丈夫だよ………怪我はない?」
女子高生1「うん、平気…」
「とにかく早く出口へ…!」
再び走り出そうとしたその時、ズキンと足に痛みが走った。
「っ……!!」
爆豪「おい!」
緑谷「癒川さん!」
焦凍「すげぇ血が出てんぞ…!!」
「ちょっとやっちゃったみたい…」
あなたの足は床に落ちていた破片が刺さり、血で真っ赤に染まっていた。
女子高生1「……私はさっき治してもらってまだ少し痛むけど1人で走れるから、あなたを助けてあげて」
焦凍「助かる。危ねぇ時はちゃんと守るから」
爆豪「テメェらモブは真ん中で走っとけ。」
爆豪は再び男の子を抱えあげた。
女子高生1「モブって…」
焦凍はあなたの背中と膝に腕を回して抱き上げ、お姫様抱っこの状態で走り始めた。
「え、ちょっと焦凍くん…!?」
焦凍「ちゃんとつかまっててくれ」
「う、うん……」


緑谷「出口だ!」

そのまま外へ脱出すると、救護隊員とヒーローが寄ってきて母親と男の子、女子高生2人を救護所に連れていった。

エンデヴァー「焦凍ー!!デク、バクゴー、キュア!!無事かー!?」

「げっ!!しょ、焦凍くん!!も、もう降ろして大丈夫だよ!!」
焦凍「ん?そうか」
焦凍はあなたの焦り様を見て不思議に思ったが、ゆっくりと降ろして身体を支えた。
「う、うん!大丈夫大丈夫!!(さすがにエンデヴァーに見られるのは恥ずかしいでしょ…)」

エンデヴァー「キュア、その足…怪我をしたのか?」
「さっきの爆発で起きた崩落に巻き込まれそうになって」
エンデヴァー「そうか、救護班を呼んでくる。すぐに処置してもらえ」
「わかりました」



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医者「応急処置はこれで大丈夫。痛みは鎮痛剤を飲めば少し楽になると思うから、すぐ飲んでね。あとは雄英に戻ったらリカバリーガールに治してもらって。」
「すみません、ありがとうございました」

松葉杖をついて救護所のテントから出てきたあなた。

テントの前で焦凍は待っていた。

「焦凍くん、待っててくれたんだ…」
焦凍「あぁ、大丈夫か心配でな。足の怪我、どうだった?」
「とりあえず大丈夫だよ。傷跡は多少残っちゃうかもしれないけどね」
焦凍「そうか…キレイに治るといいな。」
「まぁヒーローやってたらこのくらい仕方ないよ」
女子高生1「あのさ…」

女子高生二人があなたに声をかけた。

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