ないこ先生は もう 、
生きていることに 耐えられなかったんだ 。
先生と一緒なら
怖くない 、 気がした 。
誰かを “ 亡くした ” ことがある
からこそ 僕たちは信頼しているのかもしれない 。
優しく手を 握ってくれる
暖かな 右手 。
あの日 助けてくれた手 。
あの時 支えてくれた手 。
あの時間 傍にいた手 。
大好きな時間も 今日で全部おしまい 。
( バン ッッ !!
りうらは 悠祐が 、
俺は ないこを 、
落ち着かせることが大事 。
“ 俺も ” そうだった様に 。
過去の記憶が 蘇った時は
誰だって パニックになる 。
嗚呼 、 駄目だ 。
今のないこに 俺の言葉は
強すぎる 。
なのに 如何して
こんなに 胸の奥が
むかむかするんだろう 。
伝えないといけないこと 。
伝えてはいけないこと 。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。