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第17話

🍯
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2021/03/01 13:50 更新
「じゃあね、あなたちゃん。」

毒で苦しむわけでも、もがくわけでもなく、
童磨は綺麗に、亡くなった。

消えた。何の跡形もなく。

その場でただ放心していた私は、
肩に乗った姉さんと伊之助の手にはっとした。

「帰ろう。あなた。」

優しすぎる姉さんの言葉。

姉さんはまだきっと戦うのだろう。

伊之助も、カナヲもまだまだ人のために戦う。

一体私は何の為に生きているのだろうか。

そんな疑問がふと頭をよぎった。

あのまま私ごと死んでしまえば、
みんなに迷惑をかけることは無かったのでは??

1度そう思ってしまうともうどうしようもなくて。

私は不安に駆られてただ泣いた。

目が腫れるまで、息が出来なくなるまで、。































































「弱音を吐くことは許しません。」





























ふと頭上で聞こえた声に、

私は急いで顔を上げた。












『カナ、エねぇ、さ…』











いつもとは違う厳格な顔つき。












「逃げることは許しません。」











厳しい言葉。





















































『ねぇさ…ん、』
























































手を伸ばすと、姉さんは消えていった。

言いたいことは、山ほどあった。


だけど今は。



























































確かめるように頭に乗せられた、

ゴツゴツしい伊之助の手を握り返し、






































勢いよく抱きついた。




































































『ごめんね、ただいまッ、』
































































Happyend・・・あなた制作の毒により、

上弦の弐 童磨死亡。

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