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第1話

始まり
3
2026/04/01 17:02 更新


夜は、静かすぎると少し怖い



昼の音が全部消えて


自分の呼吸だけがやけに大きく聞こえる


今日は、少し疲れていた



理由はよく分からない



特別なことは何もなかったはずなのに


妙に頭が重い

ベッドに入りスマホの光を消す










暗い










目を閉じる



眠れるはずなのに



すぐには眠れない



さっきまで見ていたものが


頭の奥に残っている

どうでもいいはずの景色や


会話や音





それが、ゆっくりと形を変えていく





意識が沈んでいく







どこまでが現実でどこからが夢なのか











その境目はいつも曖昧





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