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第5話

H P B
507
2024/11/25 13:00 更新





5 ~ 6 話 先の関係性になっているので

「 こんな仲良かったっけ …… ? 」

と 思うと思います 。

気にしないでください !!!








   欠伸をしながら教室に入ると   、

何だか 1つの机に人がたむろっていた 。


いつもの如く それは王子の机だったが

今日は何だか 、 集まり具合が違う 。


…… あ 、 そうだった 。

今日 誕生日だったっけ


女子達がそう話していたことを思い出すと

何だか腑に落ちた 。




あなた
 ( …… 寝たフリでもしよ ) 



    あそこに混ざりたいが   

混ざった瞬間 険悪な顔をされるのは察せる 。


私は最強技 、 『 寝たフリ 』 を

1人寂しく 繰り出していた 。







   放課後になり   、   少し時間も経ったので

教室は がらんと人が居なくなっていた 。


…… 今がチャンス 。

そう思って 私は珍しく

自ら彼の机へと足を運んだ 。




あなた
 …… みこと君 、 これ ど 、 どうぞ …… 
 


   兄から教わった   陰キャ術   、

『 言葉を途切れ途切れ術 』 を使いながら

私は彼に 購買で買ったお菓子を渡した 。




 へ …… ? うぇ っ ?! 
 こ 、 これ どうしたん 、 ?! 


あなた
 ぇえっと 、 今日誕生日らしいので  
誕プレ …… として ですが ……
あなた
 大層なものを用意できなくて 
も 、 申し訳ないです ……




   他の子達が   綺麗にラッピングされた物を

次々と彼へと渡していくものだから 、


私が今あげたお菓子たちは それと比べ

当たり前だが とても劣る 。


私が謝りながらその場を去ろうとすると

" 待って " と 手を引かれた 。




 あなたちゃんの誕プレ 
ほんま嬉しい 。 ありがと ( 笑


あなた
 …… いえ 、 私のなんか 
ただのお菓子ですし ……


 お菓子も嬉しいけどな 、 
俺は " あなたちゃんからの " ってのが
 1番嬉しいから ( 笑 




   ダメです   王子   。

そんなこと言ったら 私の心が持ちませんよ 。




あなた
 …… そ 、 そうですか 、 
よ 、 よかったです っ ……
あなた
 というか …… その 、 そういうこと 
簡単に言ったらダメですよ …… !

 え 、 俺 こういうこと
あなたちゃんにしか言っとらんけど 、 ?


あなた
 っ 〜 …… 




   ……   この天然記念物が   。


私は彼の思わぬ言葉に心が乱れ

自分でも正常が保てていないことが分かる 。


私は自分を落ち着かせるため 、

頬を何度も何度も叩いてみる




 …… うぇぇ ?! どしたん ?! 


あなた
 なんでもないです っ !!!!




   私は耐えきなくなり    、

思わず教室から飛び出した 。


顔が赤いこと 、 表情が普段通りではないことを

…… 彼に見られたくないから 。




 ( 今 、 雰囲気少し違った …… ? ) 
 ( …… いつ素見せてくれるんやろ ) 




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