俺は今日あったなつとの出来事、これまでのなつの事など
いろんなことをらんに話した
その間らんは静かに俺な話を聞きながら、頷いたりしてくれた
そんな言葉を口にしたとき
静かに聞いてくれていたらんが、口を開いた
言い終えると、らんが後味の悪そうな顔をする
なに?そう言う前にらんが言葉を発した
してくれたこと?
確かにそうだ。
俺もなつも、いつも何も言わずともお互いの隣にいた
傍に居ることが、なつの優しさが当たり前すぎて気づけなかった
不器用なところが俺と似ていて、でも優しさはアイツの方が上で
こんな俺を認めて、ずっと相棒でいてくれた
冗談混じりにそう言ってくれる俺の大好きな人
そのままチュッと頬にキスを落とす
目を見開いて顔を赤く染めているらんに、「ありがとう」そう言い
保健室を後にした
誰かが見ていたとも知らずに












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!