僕は今、 敵国に、国王への『貢物』として、
連れていかれている。
僕の家族は皆そうだ。昔から。
良いように僕を使う。自分たちを守るために、
もう何もかもどうでもよくなっていたが、
今回ばかりは少し嫌だ。
なんせ僕が向かう場所は最近まで戦をしていた敵国。
国の代わりに怒りを全て僕にぶつけられるかもしれないとなると、流石に嫌だ。
僕はただ形だけのお人形と言うようなものだったから
戦をどうこうするかなんて、何も知らなかった。
それなのに今、僕は何も知らないまま、
敵国に足を踏み入れることになる。
しかも、僕は王への貢物。
王など余計に怖い。直ぐに殺されてしまいそうだ。
王がいる城につき、綺麗な服に着替えさせられ、
髪も丁寧に結われ、宝石をふんだんに使ったものを身体にたくさん付けられる。
腕の拘束具は見栄えがいいものに変えられた。
そして首には、敵国の従者が持つ金の鎖と隣がる腕の拘束具と同じような見た目をした金製の首輪をつけられた。
『貢物』と良いように言うが、しっかり『奴隷』だ
そして玉座の前に連れてこられた。
“国王陛下、”
“×××国の第12王子の者を連れ帰りました。”
“他の王族を見ましたが、
この者が1番顔が整っていたので、”
コツッ、コツ ’’
こちらに向かって歩いてくる。
コツッ。’’
グイッ))
顎を掴まれ、強制的に上に向かされる。
“ぇ、ですが、あの部屋は、”
“陛下の、婚約者様の、”
““ビクッ””
“は、かしこまりました。”
“はッ、!”
はぁ”!???」
なんで私がここから出なきゃ行けないのよ!!」
陛下からのご命令です。
お引き取りください。」
はぁ!??そんな訳ないでしょ!!!
私は陛下の婚約者なのよ!!!」
婚約も無かったことにすると、
陛下がお決めになられたことです。」
なによそれ!ふざけんじゃないわよ!!!」
もしかして、私より
あの敵国から捨てられたあいつが良いって??」
馬鹿なことぬかさないで!!!!
なんでこの私が、捨てられた男に負けないといけないの!??」
ギャーギャー))))
王が戦戻ったあと、僕は空いていた部屋に案内され、
そこで、僕の専用メイドのハニと出会った。
メイドと言っても、ハニの性別は男で服装も男性用なので安心した。
ハニは真面目で、僕のことを軽蔑することも全くなく、しっかり僕のお世話をしてくれる。
同じ歳で、同性で、僕を蔑ろにしない。
すぐに打ち解けることが出来た。
僕の部屋ができた?らしく、移動した。
ただの奴隷として来たはずなのに、
だいぶいい生活をさせてもらっている。
は、”
既に部屋が完成し、そこで生活をしていると
伺っております。”
は、ッ!”
お待たせしました!!!
それと、まだ、0しか出せれていないのに、
☆が200を超えていました😭︎💕︎
ありがとうございます🙏✨















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。