わたしは、記憶喪失?になってるらしい……なってるって感覚は、無いし……起きたら知らない人1人いたし、なんかお母さんが一緒に住みましょ!とか言い出して困る!その子を避けてたらなんもないっか!
部屋に行こうとする
走る、知らない人を部屋に連れて行くなんてそんなん無理でしょ!
無事部屋に着いたけど、あの子なんなのよ
お母さんは、彼氏って言っていたけど…………………
本当なのかな?あの子かっこよかったし
ドア越しに居たなんて、気づかなかった
ば、バレるどうしよう
ガチャ
部屋に入ってきた……
怒ってる、顔が怒ってるって顔してるもん……
恥ずかしいし言えないよ
でも仕方ない
喜んでる!良かった
ガシ
手を握られてる!解かないと
床に押し倒される、下に私がいる状態にいる上にあの子がいる
また怒ってる
あ、やばい
さっきよりめっちゃ怒ってる
めっちゃ怒っていたな、あのまま続いていたら……
そんなこと考えずに早く行かなきゃ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!